人気子役の鈴木福君が主演したドラマの劇場版「コドモ警察」(福田雄一監督)のレッドカーペットイベントが18日、東京都内で行われ、福君やゲスト出演者の北乃きいさんらが登場。北乃さんは、子役の相澤侑我君が演じるおしゃれな刑事「エナメル」の“恋人”役で、相澤君に「2人の(デートシーンが)、ね?いろいろと……」と目配せされると動揺し、「こんな小さな子とデートしたことなかった……」としきりに照れた。
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北乃さんは、相澤君とのデートシーンについて、顔を覆って恥ずかしがったが「見ててすごく楽しいシーンです。エナメルさんは『俺について来い』みたいな感じだったんで、終始ついていきました」と笑顔を見せた。また「(相澤君は)みんなといるときは元気なんですけれど、私と一緒だと無口」と明かして、相澤君を恥ずかしがらせていた。
イベントには勝地涼さん、本田望結ちゃん、福田監督らも登場。勝地さんは「みんなそれぞれ頑張ってました。(僕は)お父さんのような気持ち。みんな身長も伸びたし、しっかりとして成長が見える。やりたいと言ってたことが詰まってます」と子どもたちの成長をしみじみ語った。一方で「(撮影の際に)アップのシーンなのに眠くなっちゃったり、食べ物を食べるシーンで“待て状態”のとき、我慢できなくなって泣いちゃう……」と子役たちの子供らしいエピソードを明かした。
福田監督は「たぶんこれだけ子供が中心に立っている映画ってない。本当にクオリティーが高くて面白かった。日本映画の革命としても歴史に名を残す映画」と自画自賛。福君も「デカ長の男らしさと優しさが出ている。何度も何度も楽しんで見てください!」と力強くアピールしていた。
「コドモ警察」は「33分探偵」「勇者ヨシヒコと魔王の城」などを手がけた福田監督のオリジナル脚本で、悪の組織によって特殊捜査課が全員子供にされてしまったという奇抜な設定で展開された刑事ドラマ。福君は50歳の「デカ長」を演じ、望結ちゃんが“アラサー”の女性刑事・林舞子を演じる。劇場版は、悪の組織「レッドヴィーナス」から来日するカゾキスタン大統領の暗殺予告が届き、刑事らはその暗殺を阻止し、大人に戻れるのかというストーリー。3月20日に全国公開。(毎日新聞デジタル)
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