堀北真希:梅ちゃん以来の連ドラ主演はパイロット候補生役

10月スタートのドラマ「ミス・パイロット」でパイロット候補生を演じる堀北真希さん
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10月スタートのドラマ「ミス・パイロット」でパイロット候補生を演じる堀北真希さん

 女優の堀北真希さんが10月スタートの連続ドラマ「ミス・パイロット」(仮題、フジテレビ系)で主演を務めることが明らかになった。連ドラ主演は昨年のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」以来で、女性が客室乗務員(CA)ではなく、パイロットを目指すという異色の航空ドラマで主人公・手塚晴(はる)を演じる堀北さんは「えっ私がパイロット!?という驚きの境遇はこのドラマの主人公と一緒です。パイロットという仕事の厳しさ、素晴らしさを通して、皆さんに元気と夢をお届けできるよう頑張ります」とコメントを寄せている。

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 ドラマは、就職活動に苦戦し、万策尽きた晴(堀北さん)が、後先考えずに受けてみた航空業界の試験にギリギリ合格。予想を超える厳しい訓練を乗り越え、女性パイロットへの道を歩むという成長物語。共にパイロットを目指す候補生たちや厳しい教官、パイロットの自社養成システムを束ねる総責任者などが登場し、晴を中心にさまざまな人間模様が繰り広げられる。

 撮影はANAの全面協力のもと行われ、普段はカメラが入れない場所での撮影も予定しているという。また堀北さんらが着用する制服は、ANAのパイロットが実際に着用しているものをそれぞれのキャストに合わせて採寸し製作した特注品。迫力のある航空シーンなどに加え、堀北さんのリアルな女性パイロット姿にも注目が集まりそうだ。

 同局ドラマ制作部の後藤博幸プロデュ−サーは「私個人の漠然とイメージする女性パイロットは、“強い女性”ですが、パイロットという職業をより身近に感じてもらえるように、今回はあえて正反対の女性らしいイメージを持つ堀北さんに演じてもらいたいと思いました」と起用理由を説明。さらに「夢に向かって前向きに突き進む女性の姿を描いた、明るくて爽快感のあるドラマを目指したいと思います」と意気込みを語っている。

 「ミス・パイロット」は、10月から毎週火曜午後9時~同54分に放送。(毎日新聞デジタル)

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