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中村七之助:「父にはかなわない」 故・勘三郎さんとの思い出語る

テレビ
父親の故・中村勘三郎さんについての思いを語った歌舞伎俳優の中村七之助さん

 12年に亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが出演した作品などを放送するWOWOWの企画「全12作品『中村勘三郎の世界へ』一挙放送!」で、21日に「平成中村座 片岡仁左衛門 中村勘三郎『伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)沼津』」が放送される。「この番組をきっかけに歌舞伎について知ってもらえたら」と話す勘三郎さんの次男・中村七之助さんに、勘三郎さんや歌舞伎界への思いを聞いた。(毎日新聞デジタル)

 同企画は、WOWOWで6月からスタートし、平成中村座のロングラン公演を中心に毎月2本ずつ放送している。七之助さんと兄の勘九郎さんが、勘三郎さんの思い出を語るインタビューも見どころだ。

 勘三郎さんの死を「早すぎる」と話した七之助さんは、「(父は)厳しかった」と振り返りつつも、「そのおかげで今がある」としみじみと話す。「(演じる上で)感情のコントロールをすることはできると思うが、それがお客様に伝わらなければ感じていないのと一緒。そこが父はすごい。体で表現できる」と話し、「父にはかなわない」と吐露した。

 「中村座を兄ともう一回立てることが夢」といい、今年4月にオープンした新・歌舞伎座(東京都中央区)について触れ、「歌舞伎役者にとってホームができたので、一生懸命やって、後輩たちにつなげていかなくてはいけない」と力を込める。幼少の頃から「『歌舞伎座であの役をやりたい』などとずっと思っていた」と明かし、「そう思えたのは、(先輩の)歌舞伎役者がいいお芝居をしていたから。後輩たちにそう思われるような役者をやっていかないといけない」と強い決意をにじませた。

 番組は、歌舞伎を初めて見る人にも歌舞伎ファンにも「面白い」と太鼓判。「普段舞台では見られない手のアップや道具のアップが抜かれて(撮影されて)いる。(作品を)1回しか見ていなかった場合は、発言している人を見がちだと思う。(番組では)発言していない受けの芝居をアップで見られるので注目して」と提案した。また「こういった番組が放送されることがうれしい」と話し、「服装はなんだっていいので、新しい歌舞伎座を見がてら、気軽に(歌舞伎を)見に来てくれたらうれしいです」と呼びかけた。

 「平成中村座 片岡仁左衛門 中村勘三郎『伊賀越道中双六 沼津』」は21日午後0時5分からWOWOWライブで放送。また同日正午から、七之助さんが勘九郎さんと出演した「永遠に残したい名舞台 #1」が放送される。(毎日新聞デジタル)

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