コロッケ：ものまね界を一喝！　「パロディー派とコピー派に分かれている」

　芸歴33年のものまねタレントのコロッケさんが8日午後9時からフジテレビ系で放送されるバラエティー番組「全力教室」に登場する。番組で新ネタを披露するコロッケさんは、事前のインタビューでネタを作り続ける秘けつについて聞かれ、現状のものまね界を「パロディー派とコピー派に分かれてしまっている」と危惧し、「そういうものまね界に活を入れる部分と、自分自身に対して『まだまだマイク1本でできますよ』という両方がある」と話している。

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　コロッケさんは、パロディー派を「トークがメインになっていて、歌やものまねを絡めるエンターテインメント性が薄れている」とし、コピー派を「ちゃんとものまねをやってうまいんだけど、ふざけない」と語り、「（パロディーとコピーの）両方をひっくるめて音楽的な形でものまねをやる人が減ってきている」と語った。

　また「ものまねは似ているからよいとか、似ていないからどうだということにこだわるものではない」と持論を展開。「2～3割似ていれば僕の中ではOKなんです。あとの7～8割はオリジナルで自分のふざけ方や崩し方だと考えています」と続け、「（自分のものまねは）似ている、似ていないにこだわっていないことを分かってもらえるとうれしい」と話した。

　番組は、さまざまな分野で活躍する人物が講師として授業を行うバラエティー。今回は世界で活躍する日本人のパフォーマーが集結し、それぞれのパフォーマンスを披露するほか、“誰でもできる”パフォーマンスを伝授する。コロッケさんは“明日から使えるものまね”としてティラノサウルスのものまねを伝授する。ほかにダンサーの蛯名健一さん、縄跳び「ダブルダッチ」のカプリオール、フリースタイルフットボーラーのTokumaさん、ヒューマンビートボックスのパフォーマー・Daichiさんが登場する。（毎日新聞デジタル）