関ジャニ大倉:「24時間テレビ」ドラマで初主演&初の父親役

 人気グループ「関ジャニ∞」の大倉忠義さんが、日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ37 愛は地球を救う」で放送されるドラマ「はなちゃんのみそ汁」の主演を務め、父親役に初挑戦することが13日、明らかになった。大倉さんが24時間テレビのドラマで主演を務めるのは初めてで、妻役の女優の尾野真千子さん、娘役の芦田愛菜ちゃんと初共演を果たす。大倉さんは「3人で家族の関係性をしっかり作っていければと思います」とコメントしている。

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 ドラマは安武信吾さんと、33歳の若さで亡くなった妻の千恵さん、娘のはなさんの同名のノンフィクション(文藝春秋)が原作。新聞記者の夫と乳がんを患った妻、娘のはなさんの3人家族ががんと闘いながら懸命に生きていく姿を描く。愛菜ちゃんは8歳のはなさんを演じる。

 大倉さんと初共演の尾野さんは「以前出演されていたドラマを見ていました。その時に『そういうお芝居をするんだ!』って自分の中ですごく新しいものを見たっていう記憶があって、周りのスタッフともそんな話をしていたら、このドラマのお話があったので『運命や!』と思いました」と大喜び。尾野さんとは今回で3度目の親子役での共演となる愛菜ちゃんは「どんな状況でもお互い思い合っているんだっていうことが感じられるような親子を演じられればいいなと思います」と意気込んでいる。

 病気の妻を支える主人公を演じる大倉さんは「家族の絆だったり、食の大切さだったり、普段、身の回りで何気なく接しているもののあり方を、誰もが改めて考えさせられるような内容。ぜひ皆さんに見て、考えていただきたいと思います」と話しており、尾野さんも「実話だからこその思いを込めてやらなければならない。私たちの力では『本当』にはできないけれど、そこに込める思いは『本物』でなければならないと強く思いました」と覚悟を語っている。

 「24時間テレビ37」は、「小さなキセキ、大きなキセキ」をテーマに、「関ジャニ∞」がメインパーソナリティーを務め、人気グループ「TOKIO」の城島茂さんがチャリティーマラソンに挑戦する。番組は8月30、31日に放送予定。ドラマ「はなちゃんのみそ汁」は8月30日放送。

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