井上真央:主人公・文の命日に墓参 大河「花燃ゆ」

山口県防府市の大楽寺で文の墓参りを行った井上真央さん=NHK提供
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山口県防府市の大楽寺で文の墓参りを行った井上真央さん=NHK提供

 2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で主演を務める女優の井上真央さんが、主人公・文(ふみ)の命日の7日、山口県防府市の大楽寺で墓参りを行った。

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 井上さんが文の墓参りを行うのは撮影がスタートする前の7月末以来、2度目で「文さんの魂が、この1年のなかで私の身体に染み付くように。そして、皆さんと一緒に順調に撮影が進んでいって、よい作品になるよう、あたたかく見守ってくださいという思いで、祈らせていただきました」と語った。

 ドラマは8月5日から山口県萩市でクランクインし、その後、長崎と東京近郊でロケを行い、2日から東京都内のスタジオで撮影をスタートした。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊皇攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えながら生きた文の生涯を描く。脚本はドラマ「1リットルの涙」などの大島里美さんと連続テレビ小説「ぴあの」などの宮村優子さんが担当。放送は2015年1月から。

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