ディーン・フジオカ:“逆輸入俳優”が朝ドラ抜てき

「あさが来た」に出演するディーン・フジオカさん
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「あさが来た」に出演するディーン・フジオカさん

 香港、台湾で活躍する俳優のディーン・フジオカさんが、9月にスタートするNHK連続テレビ小説「あさが来た」に出演することが分かった。フジオカさんは、波瑠さんが演じるヒロインの師となる“大阪経済界の父”と呼ばれた五代友厚を演じる。フジオカさんは「今回NHKの朝ドラに出演できることをとても光栄に思います。今まで海外で生活してきた中で、どこにいても視聴することができたこの枠に出ることは自分の夢の一つでもありました。アジア各国で、今まで僕の活動を応援してきてくれた皆さまに、この番組を見ていただけるのもとてもうれしいです」と喜びのコメントを寄せている。

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 フジオカさんは1980年8月19日、福島県生まれ。高校卒業後、米国の大学に留学。大学卒業後、香港に渡ってモデルとして活躍し、俳優デビュー。その後、台湾に拠点を移し、数々のドラマや映画に出演してきた。日本語、英語、北京語を話せることから、アジアを中心に活躍し、近年はその活躍の場をアジアから世界へ広げており、2014年にはドラマ「荒野のピンカートン探偵社」で全米デビューを果たした。

 「あさが来た」は、史上初の幕末から物語がスタートする朝ドラで、ヒロインの今井あさは、大阪で炭鉱事業、銀行事業、生命保険事業など新しい分野に果敢にチャレンジし、日本で初めての女子大学設立に尽力するなど“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子がモデル。ドラマでは、正義感が強く、好奇心旺盛な“おてんば娘”として描かれ、激動の時代の大阪を舞台に、明るく元気なあさと、あさを陽気に支えた“ボンボン”の夫を中心にストーリーが展開する。9月28日~16年4月2日、全156回の放送を予定。

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