鈴木福:名古屋発ドラマ「三人兄弟」で六角精児の“30年前”演じる

鈴木福さんが出演する深夜ドラマ「三人兄弟」のビジュアル。(左から)「キングオブコメディ」の今野浩喜さん、波岡一喜さん、六角精児さん=メ~テレ提供
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鈴木福さんが出演する深夜ドラマ「三人兄弟」のビジュアル。(左から)「キングオブコメディ」の今野浩喜さん、波岡一喜さん、六角精児さん=メ~テレ提供

 人気子役の鈴木福さんが10月12日からメ~テレ(名古屋テレビ)で放送される深夜ドラマ「三人兄弟」に出演し、俳優の六角精児さん演じる3兄弟の長男・真野金一の“子供時代”を演じることが分かった。「モテない」「金ない」「意気地ない」の三拍子がそろった3人のダメ兄弟が名古屋を舞台に喫茶店をオープンして奮闘していく物語で、鈴木さんは心優しい少年だった30年前の金一を演じる。

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 ドラマは、モテない、金ない、意気地ない……ないない尽くしの3人兄弟が、父親の遺産で喫茶店をオープン。さまざまな名古屋の喫茶の名店をめぐり、ノウハウを“パクリ”まくっていくが、まったくの素人の3人は独特に発展してきた名古屋喫茶文化の中で生き残ることができるのか……というオリジナルストーリー。お笑いコンビ「キングオブコメディ」の今野浩喜さんが次男の銀二、俳優の波岡一喜さんが三男の銅三を演じる。

 同局が50周年を記念して2012年に放送し、「東京ドラマアウォード」で「ローカル・ドラマ賞」を受賞した「名古屋行き最終列車」のスタッフがオール名古屋ロケで制作。メ~テレ本社にも近い東別院近辺に実在した喫茶店「メデリン」が舞台で、名古屋の有名な喫茶店も毎回登場。名古屋の喫茶店文化も明らかにしていくという。

 イケていない、モテたこともない、友達もおらず、いつも一緒につるんで生きてきた3人兄弟。六角さん演じる長男・金一は弟たちを「女子にモテる」ための行動に常に付き合わせてきた上、ついには弟たちに内緒で2000万円の借金を作ってしまうというキャラクター。鈴木さんが演じる30年前の子供時代は親代わりとして2人の弟の面倒を見る心優しい少年として描かれる。

 同局は18日に名古屋市内で会見を開き、「ローカルでドラマを制作していくことは人的にもコスト的にも負担が大きいが、なんとかレギュラーでドラマ枠をやっていこうと2014年4月からスタートした。オール名古屋ロケ、オール名古屋スタッフ、ベタな名古屋の喫茶店というテーマで、地域のみなさんに楽しんでいただければ」とアピールした。放送は毎週月曜深夜0時20分から。全10回。

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