とと姉ちゃん:川栄がハマケンと祝言シーン 「かつら重かった」

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」での富江(川栄李奈さん、右)と長谷川(浜野謙太さん)の祝言のシーン=NHK提供
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NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」での富江(川栄李奈さん、右)と長谷川(浜野謙太さん)の祝言のシーン=NHK提供

 女優の高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の17日の放送で、富江(川栄李奈さん)と長谷川(浜野謙太さん)の祝言の場面が描かれることが14日、分かった。祝言の場面写真が公開された。川栄さんは「初めて祝言のシーンを撮影して、お着物とか頭もすべて初めてだったので、すごく大変でした。かつらもかぶったことがなかったので、何か不思議な感じでした。撮影が長時間だったので、すごく重かったです。長谷川さんは面白くて笑っちゃいました(笑い)」とコメントを寄せている。

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 また、浜野さんは「祝言はすごく緊張しましたが、小橋家や森田屋だけではなく、片岡鶴太郎さんとか大地真央さんなど青柳の人たちもいてくれて、すごく楽しかったです。長谷川が人の受け売りを言うキャラなのですが、弱いけれど一生懸命、自分の言葉を言っていて、ダメなやつが振り絞ったときに、なかなかいいじゃないかと、ダメなやつなりに考えているところを見てもらえればと思います」と話している。

 祝言シーンは川栄さんにとって同ドラマの撮影の最終日になったといい「撮影は3カ月くらいだったんですけど、わりと短い印象でした。撮影がすごく楽しかったので、終わってしまいすごくさみしいです。撮影期間は、料理のこととかお芝居のことなどいろいろなことを学べて、すごくいい機会を与えてもらったなと思います」とコメント。

 浜野さんは、祝言シーンについて「本当に幸せな気持ちになりました。お芝居だからという感じではなくて、みんなで幸せなところに向かっていた気がします。祝言のシーンが近づくにつれて、川栄さんと撮影中に目が合うようになりました。どうやら慣れようとしていたみたいです(笑い)」と語っている。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎮子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。川栄さんは、常子らが住み込みで働くことになった仕出し屋「森田屋」の大将の娘・富江、浜野さんは「森田屋」の板前・長谷川を演じている。

 NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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