月曜から夜ふかし
東京路線あるある調査!因縁のマツコvs田園都市線
3月2日(月)放送分
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが執筆し、昨年の第153回芥川賞を受賞したベストセラー小説を実写化した「火花」(廣木隆一総監督)が、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」のオリジナルドラマとして配信中だ。師弟関係を結んだ売れない2人の芸人の約10年間を、全10話(各話50~60分)にわたって描いている。主人公・徳永に俳優の林遣都さんが扮(ふん)し、徳永が師とあがめる先輩芸人・神谷を、波岡一喜さんが演じている。500分を超える“超長尺”ながら、少しずつ関係が変化していく徳永と神谷をつぶさに追うことで、万感胸に迫る人生賛歌に仕上がっている。
あなたにオススメ
葬送のフリーレン:テレビアニメ第2期 新監督起用の経緯
山下(好井まさおさん)とお笑いコンビを組む、売れない芸人の徳永(林さん)は、営業先で知り合った先輩芸人の神谷(波岡さん)に強く引かれ、弟子入りを申し出る。神谷は、自分の伝記を書くことを条件に、徳永を受け入れる。こうして2人の師弟関係は始まり、徳永は神谷から笑いの哲学を吸収していく。ところが、徳永が少しずつ売れていくに従い、相変わらずの生活を続ける神谷との関係に変化が生まれ……という展開。
主人公の心情を丹念につづった原作をほぼ忠実になぞり、大事件が起きるわけでも、派手な見せ場があるわけでもない。しかし、映像化ならではの醍醐味(だいごみ)を実感させられることはしばしばあった。例えばそれは、第1話の、花火が大輪の花を咲かせるなか、「地獄!地獄!」と観客に向かって叫ぶ神谷を、徳永がほうけたように見つめる場面。あるいは9話の、徳永と美容師・あゆみ(徳永えりさん)の歩道橋越しの別れの場面。いずれも小説では何気なく読んでいたが、映像では印象的なシーンとなった。折に触れ挿入される林さんと好井さんの漫才シーンもしかり。
全10話を演出したのは、廣木監督(1、9、10話)、毛利安孝監督(2話)、白石和彌監督(3、4話)、沖田修一監督(5、6話)、久万真路監督(7、8話)の5人。「ヴァイブレータ」(2003年)などで知られる廣木監督の、人物をじっくりととらえる長回し、「モヒカン故郷に帰る」(15年)の沖田監督による、モノクロ映像やフランス語を使った遊び心にあふれる味付け、「凶悪」(13年)の白石監督が、神谷の同棲相手・真樹(門脇麦さん)の部屋で見せた、意外にも(?)ほほ笑ましい演出など、それぞれの持ち味が盛り込まれたことで、1本の超長編にメリハリがついた。必ずしもハッピーエンドではない今作だが、原作の言葉を借りれば、「生きている限り、バッドエンドはない」と説く。ラストショットの熱海の夜景が心にしみた。3日からNetflixで配信中。 (りんたいこ/フリーライター)
<プロフィル>
りん・たいこ=教育雑誌、編集プロダクションを経てフリーのライターに。映画にまつわる仕事を中心に活動中。大好きな映画はいまだに「ビッグ・ウェンズデー」(1978年)と「恋におちて」(84年)。
鈴木亮平さん主演で好評のTBS系日曜劇場「リブート」(日曜午後9時)の第6話が3月1日に放送された。夏海(山口紗弥加さん)殺害に関与していることをほのめかす一香(戸田恵梨香さん)…
グループサウンズ「ザ・ワイルドワンズ」が、3月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。メンバー3人が78歳になる自称“最高齢グループ”が60年…
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第108回が3月4日に放送された。同回では、トキ(高石さん)の妊娠が判明し、喜びを爆…
日本テレビが3月4日、本社(東京都港区)で2026年4月の改編説明会を実施。4月から放送時間が延長される人気グループ「timelesz」の冠番組「timelesz ファミリア」の…
米ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで6月8日(日本時間)に開催される「第79回トニー賞」授賞式が、WOWOWで生中継・ライブ配信されることが分かった。番組ナビゲータ…
2026年03月04日 19:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。