阿部純子:朝ドラの注目女優が初の月9 「好きな人がいること」桐谷美玲の後輩リア充女子役

「好きな人がいること」で月9ドラマに初出演する阿部純子さん
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「好きな人がいること」で月9ドラマに初出演する阿部純子さん

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」で、ヒロインの親友中田綾を演じている女優の阿部純子さんが、フジテレビの月9ドラマ「好きな人がいること」に出演することが明らかになった。阿部さんは、桐谷美玲さん演じるヒロイン櫻井美咲の後輩で、恋愛弱者の美咲と正反対の彼氏持ち“リア充女子”石川若葉を演じる。阿部さんは初の月9出演に「小さいころから毎週楽しみにしていた月9。その月9に出演させていただく日が来るんだぞって、当時の自分に自慢してみたいほどうれしいです」と話している。

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 ドラマは、海辺のレストランを舞台に、ケーキ作りに人生をささげてきたパティシエのヒロインとイケメン3兄弟との恋愛模様を描くラブコメディー。桐谷さんがヒロインのパティシエ・櫻井美咲を演じ、美咲が住み込みでバイトをするレストランの3兄弟役で三浦翔平さん、山崎賢人さん、野村周平さんが出演する。阿部さん演じる若葉は、自分磨きに余念がない22歳の“今ドキ女子”で、なぜか美咲のことを慕っており、美咲にとって良き恋の相談相手であり、厳しい毒舌もいとわない。3兄弟とのシェアハウスを始めた美咲に訪れた新たな恋の行方に興味津々、応援すべく全面協力しているという役柄。

 阿部さんは1993年生まれ、大阪育ちで、モデルとして活動する中、2010年に吉永淳の名前で映画「リアル鬼ごっこ2」のヒロインに抜てきされ女優デビューを果たした。ドラマなどで活躍し、14年には河瀬直美監督の「2つ目の窓」に主演。同作はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、サハリン国際映画祭では主演女優賞を受賞し、大注目の若手女優となった。しかし、休業し、単身ニューヨーク大演劇学科に留学。帰国後改名し、朝ドラ「とと姉ちゃん」で女優復帰した。「とと姉ちゃん」では高畑充希さん演じるヒロイン常子の親友で、女学校でクラス一の優等生の上品なお嬢様という中田綾を演じている。

 綾とは全く違う“イマドキ女子”の若葉について、「若葉は、痛快な計算高さがあって、そこが魅力的。でも、性根は素直だからこそ、人が困っているとついほっとけないところは、若葉の良さです。ラブリーな女子だと思います」といい、「キャラクターが個性的なので、演じていていかにコミカルに楽しめるかを考えています。ちょっと上がった声のトーン、軽快な歩調は、楽しいこと主義な若葉らしさだと思いました」と話している。役作りでは「常にご機嫌でいることでしょうか……? 若葉の関心事は、楽しいこと、美容、恋バナ。若葉がご機嫌なら、世界は1センチ浮かぶのでは!と思って、私自身も演じるときに肩に力を入れすぎず、と心がけています」という。

 またヒロインの桐谷さんついて、「落ち着いていて、優しいお姉さん的存在です。役の上では、若葉が美咲先輩を引っ張っていきますが、実際には、桐谷さんのささいな気遣いに心がぽっと温まる瞬間ばかり。若葉が美咲先輩のことを慕っている気持ちが分かるような気がしました」と話す。ドラマについて阿部さんは「キュンキュンしちゃいました。さわやかな風、青い夏の海……シンプルですが、恋っていいなあ!と思いました! 台本を読んでいて、うきうき気分になりました!」といい、「恋心に素直になれるドラマです。一人きりでいる方も、これから恋したい!と思っている方も、もちろん、いま新しい恋をしている方も、心から笑える作品を見ていただければうれしいです」とメッセージを送っている。

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