朝が来る:テレビ欄に原作・辻村深月の作品名 「“辻村愛”感じて」 安田成美&川島海荷のヒューマンドラマ

30日付の毎日新聞のテレビ欄
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30日付の毎日新聞のテレビ欄

 女優の安田成美さんが主演し、川島海荷さんが出演している放送中の連続ドラマ「朝が来る」(東海テレビ・フジテレビ系)の30日の番組欄に、同ドラマの原作者、辻村深月さんの作品名を思わせる言葉が並んでいる。同日付の新聞のテレビ欄などに掲載された。

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 同局によると、同日が同ドラマの最終回であることから企画された。最大50文字という限定された文字数の中、「鍵のない夢を見る」など辻村さんの作品名や作品名の一部を最大三つ“織り込ん”だ。番組プロデューサーとともに文言を考えたという担当者は「ドラマ制作スタッフの辻村作品への“愛”を感じていただきつつ、涙の最終回をお楽しみいただければ」と語っている。文字数は地域などによって異なるため、作品数が一つの場合や、ゼロの場合もあるという。

 ドラマは、特別養子縁組を題材に“育ての母”と“生みの母”の人生の光と影を描いたヒューマンストーリー。最終回では、6歳の息子・朝斗の生みの母・ひかり(川島さん)から、育ての母である佐都子(安田さん)とその夫・清和(田中直樹さん)の元へ手紙が届く。手紙には「14歳の時の私はもういない。朝斗君にも愛情を持っていないし、産んだことも忘れたい」と書かれていて……と展開する。放送は30日深夜0時から。

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