真田丸:信尹と三十郎が小渕沢で“馬トーク” 迫田孝也は「尻の皮がむけるまで」乗馬練習

「第38回八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ」でトークショーを行った(左から)迫田孝也さん、馬術指導の田中光法さん、栗原英雄さん=NHK提供
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「第38回八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ」でトークショーを行った(左から)迫田孝也さん、馬術指導の田中光法さん、栗原英雄さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で、主人公・真田信繁(堺雅人さん)の叔父・真田信尹を演じる俳優の栗原英雄さん、真田家に仕える矢沢三十郎頼幸役の迫田孝也さんが30日、山梨・小淵沢で開催された「第38回八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ」でトークショーを行った。迫田さんは「真田丸」の撮影のために小渕沢で乗馬の練習をしたといい「尻の皮がむけるまで、ここ小淵沢で練習してきました。ここでの経験をしっかりと画面に残せるよう、今後『真田丸』でも頑張りたいと思います」と語った。

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 小淵沢には山梨県馬術競技場を中心に乗馬クラブが8カ所あり、約200頭もの馬が飼育されている。小淵沢で育てられた馬は「真田丸」などドラマ、映画などに出演している。トークショーには、馬術指導の田中光法さんも登場し、栗原さんは乗馬シーンについて「馬がしっかりトレーニングされているので安心感を与えてくれる。演技に集中する上で、この安心感というのは本当に大切なんです。その上で田中さんが人と馬の相性まで考えて馬配(ばはい)してくれています」と話していた。

 また、栗原さんと迫田さんはこの日、信尹の菩提寺・龍岸寺や武田勝頼が築城した新府城跡、武田信玄の居住した躑躅ヶ崎館跡に建つ武田神社など武田家ゆかりの地も訪れた。

 「真田丸」は、堺雅人さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。31日放送の第30回「黄昏」は、NHK総合では東京都知事選の開票速報が午後8時から放送されるため、通常より45分繰り上げて午後7時15分から放送される。

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