女優でモデルの小松菜奈さんが俳優の菅田将暉さんとダブル主演した映画「溺れるナイフ」(山戸結希監督)が11月5日に公開される。原作はジョージ朝倉さんが2004~13年に「別冊フレンド」(講談社)で連載していた同名マンガで、10代の危うい恋と衝動を描いたラブストーリー。小松さんは、これまでのどの出演作よりも原作や小松さんのファンから「楽しみにしています」と声を掛けられたといい、大きな期待に「プレッシャーを感じた」と明かす。そんな小松さんに最近のファッションや身の回りのこだわりについて聞いた。
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モデルとしても活躍する小松さんは「昔から古着が好き」といい、「以前は結構大きめでもわりといいか、と試着しなかったんですけれど、最近はサイズ感とかぴったりするもの、シルエットがきれいに見えるワンピースだったり、トップスだったりを試着しています。サイズ感には結構こだわっています」と着たときの形やラインにこだわりを見せている。
体にフィットする感じが心地いいそうで、「やっぱりきれいにラインが見えたりすると大人っぽいし、年齢を重ねるにつれて、そういうのがちょっと気になってきたりして……。ちゃんと試着して、サイズ感をすごく気にするようになりました」と語る。サイズが合わない服はどんなに気に入っても「運命じゃないなと思いますね」ときっぱり。
テイスト的には「ビンテージもののワンピースが袖が少し長めだったり、形もすごくキレイで、好きですね。(昔のものなので)肩パッド入っていたらそれをちょっと抜いて。肩パッドを抜くと肩が少し落ちるので、その感じもすごく好き」と目を輝かせる。
ビンテージものの色合いも好きだといい、「緑でも深い緑とか。はっきりしている色。古着にしかない絶妙感も好き」と話す。
黒のアイテムもついつい手にしてしまうという。「黒い靴ですかね。いろんな黒があって、スエードのスニーカー、スエードのブーツだったり、本当に黒が多い。黒のスニーカーでもちょっとラインの場所が違うとかそういうアイテムが多いですね。パンツもそうなんですけど、スラックスやワイドなパンツ、ちょっと細身のパンツなど形も全然違うんですけど黒。この形は持っていないと思っていたら持っていたとか、少し違っていて左右にラインが入っていたり、いつも何かこれ持っていたかなとか考えながら手にするんですけど、いつの間にか黒いアイテムが増えていますね」と無意識に黒のアイテムが増えているという。
「黒は落ち着くんですよ。黒がやっぱり安定するんですかね。靴もそうだし、バッグもそうだし。トップスでも黒があると締まったりするので、黒のアイテムは本当にいつの間にか集めています」と明かす。
また、いつの間にか集まってしまうものとして「歯ブラシ」を挙げる。「歯ブラシを持っていくのを忘れたりすると絶対に買います。気分的にすっきりしなくて。何回も買うので、歯ブラシセットがいっぱいになっちゃって」と明かし、歯磨きは「普通に朝昼晩、あとお菓子とか、ちょっとしたものを食べてもすぐに磨きたくなっちゃうので」と白い歯をのぞかせながら笑った。
次回は、映画「溺れるナイフ」の役どころや菅田さんとの共演などについて聞く。
<プロフィル>
こまつなな 1996年2月16日生まれ、東京都出身。2008年からモデルとして雑誌を中心に活動するとともに、テレビ、CMなどに数多く出演。中島哲也監督に見いだされて同監督の「渇き。」(14年)でスクリーンデビューを果たした。日本アカデミー賞新人俳優賞のほか、数多くの賞を受賞し注目を浴びる。その他の出演作に「近キョリ恋愛」(14年)、「バクマン。」(15年)など。16年には「黒崎くんの言いなりになんてならない」「ディストラクション・ベイビーズ」「ヒーローマニア-生活-」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」などが公開。また、マーティン・スコセッシ監督の「沈黙-Silence-」にも出演している。
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