松坂桃李:「不能犯」映画化で初のダークヒーローに 「ワクワク」 

映画「不能犯」で宇相吹正を演じる松坂桃李さん(C)宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会
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映画「不能犯」で宇相吹正を演じる松坂桃李さん(C)宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会

 俳優の松坂桃李さんが、2018年公開予定の映画「不能犯」(白石晃士監督)に主演することが31日、明らかになった。「グランドジャンプ」(集英社)に連載中の同名コミックが原作で、不気味な能力で人の心を操り、立証できない方法で人を殺害する殺し屋・宇相吹(うそぶき)正を演じる松坂さんは「僕自身、ヒーローも悪役も演じたことはありますが、その両方の要素を持った宇相吹のようなダークヒーローは初めてなので、未知数な分、ワクワクしています」と意気込んでいる。

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 「不能犯」は、宮月新さん原作、神崎裕也さん作画の人気マンガ実写化。宇相吹はSNSで「電話ボックスの男」とうわさされる人物で、とある場所の電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、宇相吹はターゲットをすべて病死や自殺、事故など、常識的には立証が不可能な犯行=「不能犯」で死に至らしめる。その背景には驚異的な手口と壮大な目的があり……という新感覚サスペンスだ。


 松坂さんは「えぐい描写もありますが、原作の良さを残しつつ、よりスタイリッシュで、かつリアリティーを追求し、エンターテインメント性を打ち出した作品になっていると思います」と語り、「原作『不能犯』の魅力を引き継ぎつつ、いい意味でもうひとつの『不能犯』としてお送りできたらと思っています」とコメント。


 白石監督も「松坂さんはそれはもう大変な好青年です。しかし、ひとたび宇相吹を演じればその目つきや発語や仕草にゾッとし、何とも底知れない領域を持っている人なのだと感じさせます。きっと、松坂さんの演じる宇相吹に魅了されウットリする人々が続出することでしょう」と語っている。

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