TBS:「マツコの知らない世界」捏造疑惑は「ケアレスミス」

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 TBSは30日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、29日に放送された同局のバラエティー番組「マツコの知らない世界」の中で、「捏造(ねつぞう)」を疑われる場面があったことについて、伊佐野英樹編成局長は「ケアレスミス」と否定した。

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 番組内でパソコンのキーボードのほこりを取る商品を紹介した際、商品の使用前と使用後でキーボードの種類が異なっていたことから、視聴者などから「捏造」を指摘されていた。

 伊佐野編成局長は、商品の使用前と使用後でキーボードの種類が異なっていたことについて「ご指摘の通り」と認めた上で、「現場に確認したことろ、時間がなくて“寄り”のカットが撮れなかった。後日撮り直したが、似ているもので気が付かなかった。放送してから初めて気が付いた。ケアレスミスです」と説明した。

 TBSの武田信二社長は「本当に反省をしなくちゃいけない問題。あってはならないこと。こういう積み重ねが視聴者の信頼をそぐ一因になっていく」と語気を強め、注意を促していた。

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