女優の綾瀬はるかさんが主演するNHK大河ファンタジードラマ「精霊の守（も）り人」の新シリーズ「悲しき破壊神」（2017年1月21日スタート、NHK総合毎週土曜午後9時）の会見が15日、NHK放送センター（東京都渋谷区）で行われた。共演の鈴木亮平さんが18年1月スタートの大河ドラマ「西郷（せご）どん」に主演することから、「八重の桜」（2013年）で大河ドラマ主演の“先輩”である綾瀬さんがアドバイスを求められ、「大事な一年になると思うので、じっくり楽しんでくださいとエールを送った。鈴木さんは「これから次のシリーズの撮影もあるので、アドバイスを聞きたい」と目を輝かせていた。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「精霊の守り人」は上橋菜穂子さんの小説「守り人」シリーズ全巻を、3シーズンにわたって全22話で映像化する大河ファンタジー。短槍（たんそう）使いの用心棒バルサ（綾瀬さん）と新ヨゴ皇国の皇子チャグム（板垣瑞生さん）との冒険を描く。鈴木さんはチャグムを追うタルシュ帝国の密偵ヒュウゴを演じる。会見には、綾瀬さん、鈴木さん、板垣さんのほか、破壊心を召喚することができるアスラ役の鈴木梨央さん、アスラの命を狙うシハナ役の真木よう子さん、番組を手がける制作統括の海辺潔さん、加藤拓さんも出席した。

　新シリーズは、チャグムが新ヨゴ国の皇太子となるが、バルサは、カンバルの国王ログサムの暗殺に失敗し、お尋ね者となり、ロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。そんな中、バルサはアスラという少女を人身売買から救う……というストーリー。ディーン・フジオカさん、壇蜜さん、柄本明さんらも出演する。全9回。