南沢奈央:日本最大の落語フェス「博多・天神落語まつり」をナビゲート

「『博多・天神落語まつり』2016 其の壱」にナビゲートとして出演する南沢奈央さん
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「『博多・天神落語まつり』2016 其の壱」にナビゲートとして出演する南沢奈央さん

 落語家の三遊亭円楽さんがプロデュースする日本最大の落語フェスティバル「博多・天神落語まつり」が7日にWOWOWで放送され、落語好きで「南亭市(なんていいち)にゃお」の高座名を持つ女優の南沢奈央さんがナビゲートを担当する。南沢さんは「東西のトップ、落語界の重鎮がそろうのが魅力。落語は伝統芸能ですが、親しみやすい内容の噺(はなし)ばかりなので、もっと身近に感じて楽しんでください」と見どころをアピールしている。

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 「博多・天神落語まつり」は、2007年から毎秋、福岡・博多で行われており、10回目となった16年は、人気落語家ら60人以上が登場し、11月3~6日の4日間で約2万4000人を動員。番組では円楽さんをはじめ、春風亭昇太さん、桂雀々さん、柳家喬太郎さん、立川生志さん、柳家花緑さん、桃月庵白酒さん、春風亭一之輔さんの高座を放送する予定。

 佐藤多佳子さんの小説「しゃべれども しゃべれども」を読んで、登場人物たちが落語を通じて成長していく様子に共感し、CDから聴き始めたという南沢さん。落語の魅力について「噺の中で展開される江戸の風情、人情あふれるキャラクターたちに愛着を感じます。1人がさまざまな人物を演じながらしゃべるので、想像力をかきたてられるし、聞くたびに自分の中で変化していくのも魅力だと思います」と話している。

 番組は「『博多・天神落語まつり』2016 其の壱」と題して、WOWOWライブで7日午後7時から放送される。

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