今週シネマ:24、25日公開の映画「ひるなかの流星」「PとJK」「サクラダリセット」…話題作が続々

映画「ひるなかの流星」のワンシーン (C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社(C)やまもり三香/集英社
1 / 1
映画「ひるなかの流星」のワンシーン (C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社(C)やまもり三香/集英社

 今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。24日には、女優の永野芽郁さんの初主演映画「ひるなかの流星」(新城毅彦監督)が公開。25日には、人気グループ「KAT-TUN(カトゥーン)」の亀梨和也さんと女優の土屋太鳳さんが初共演した「PとJK」(廣木隆一監督)、俳優の野村周平さんと女優の黒島結菜さんがダブル主演した「サクラダリセット 前篇」(深川栄洋監督)が公開される。

あなたにオススメ

 「ひるなかの流星」は、少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)で連載されたやまもり三香さんの人気マンガが原作。東京に転校してきた田舎育ちの女子高生が、一見チャラそうな担任教師と、無愛想なイケメンの同級生に出会い、初恋を経験し成長する姿を描く。主人公の初恋をテーマにした王道ラブストーリーで、胸キュン場面が目白押し。教師の獅子尾(三浦翔平さん)がすずめ(永野さん)の頭をポンポンする場面や、すずめが倒れ込みそうになって馬村(GENERATIONS from EXILE TRIBE・白濱亜嵐さん)に“床ドン”したりと、思わずドキッとしてしまうシーンがこれでもかと繰り出される。永野さんがはまり役で、天真らんまん、キュートな魅力で、ドラマに彩りを与えている。

 「PとJK」は、三次マキさんが少女マンガ誌「別冊フレンド」(講談社)に連載しているマンガを実写映画化。普通の女子高生カコ(土屋さん)は、無理やり参加させられた合コンで功太(亀梨さん)と出会い、2人は引かれ合う。警察官である功太は女子高生との交際の解決策として、カコにプロポーズし、通い婚による2人の内緒の結婚生活が始まる。だが、功太は職務に忙しく、カコは学園祭の準備で忙しく、ある事件をきっかけにカコはクラスの不良少年・大神(高杉真宙さん)が気にかかり、気持ちがすれ違ってしまう……という展開。女子高生と警察官の結婚から始まるファンタジックな恋愛物語だが、誰もが感じる恋の喜びや不安、学校生活や友情も深く描かれ、生き生きとした映画に仕上がっている。

 「サクラダリセット」は、河野裕さんのライトノベルが原作で、能力者の集まった街「咲良田(さくらだ)」を舞台に、特殊な力のせいで亡くなった少女を取り戻そうとする高校生たちの姿を描く。SF的な仕掛けが満載ながら、実は青春ものでもあるという独特な仕掛けが面白い。前編は加賀まりこさん演じる魔女の“秘密”が大きな見せ場で、さまざまな種類の能力が登場し、ちりばめられた謎など想像力を刺激する展開。見たことを完全に記憶する能力「記憶保持」を持つ浅井ケイを野村さん、世界を最大3日巻き戻せる「リセット」の能力を持つ春埼美空を黒島さん、リセットの影響で2年前に亡くなったケイの同級生・相麻菫を平祐奈さんが演じ、玉城ティナさん、恒松祐里さんらも出演している。

 そのほか、「GODZILLAゴジラ」(2014年)の製作会社が再び挑んだ巨大生物映画「キングコング 髑髏島の巨神」(ジョーダン・ボート・ロバーツ監督)、仮面ライダーとスーパー戦隊シリーズが競演する映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」(金田治監督)が25日から公開される。

映画 最新記事

MAiDiGiTV 動画