小さな巨人:長谷川博己主演日曜劇場 初回視聴率13.7%の好発進

日曜劇場「小さな巨人」第1話のワンシーン=TBS提供
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日曜劇場「小さな巨人」第1話のワンシーン=TBS提供

 俳優の長谷川博己さんが主演を務める連続ドラマ「小さな巨人」(TBS系、日曜午後9時)の初回が16日、25分拡大版で放送され、平均視聴率は13.7%(以下・ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。数々のヒット作を生み出してきた「日曜劇場」で好スタートを切った。

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 ドラマは「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」の伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデューサーを務める完全オリジナル作で、警視庁と所轄の確執など、警察内部の戦いを克明に描いた警察エンターテインメント。長谷川さんは「日曜劇場」初主演で、警視庁の捜査1課長を目指してまい進していたが、あるミスで出世街道を外れたエリート刑事・香坂真一郎を演じる。

 長谷川さん扮(ふん)する香坂の“最大の敵”と目され、“高卒ノンキャリア”でたたき上げの警視庁捜査1課長・小野田義信を香川照之さん、小野田の運転担当で、東大卒のキャリア組ながら警視庁捜査1課長を目指す刑事・山田春彦を岡田将生さんが演じるほか、芳根京子さんが新任の人事課職員・三島祐里役、香坂の異動先の所轄の刑事で、出世に興味を持たない渡部久志役で安田顕さんも出演する。

 第1話は、とある会食後、中小企業の社長の飲酒運転を疑い、取り調べた際に偶然、車を傷付けてしまった香坂(長谷川さん)。すると翌朝、大手ニュースサイトに「宴席帰りの刑事、行き過ぎた捜査で車を破損」との記事が掲載され、警察の名誉を傷つけたとして所轄への異動を命じられてしまう。やがて日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝さん)が誘拐される事件が発生。芝署にやってきた香坂は捜査1課の時と同様に捜査をしようとするが……という展開だった。

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