小さな巨人:第4話視聴率13.5%とV字回復 長谷川博己主演の日曜劇場

日曜劇場「小さな巨人」第4話のワンシーン=TBS提供
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日曜劇場「小さな巨人」第4話のワンシーン=TBS提供

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系の日曜劇場小さな巨人」(日曜午後9時)の第4話が7日に放送され、平均視聴率は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。前回の11.7%から1.8ポイント上昇し、初回の13.7%に迫るV字回復となった。

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 ドラマは、数々のヒット作を生み出してきたTBS系の「日曜劇場」枠で4月にスタート。同枠で放送された「半沢直樹」「下町ロケット」の伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデューサーを務める完全オリジナル作で、警視庁と所轄の確執など、警察内部の戦いを克明に描いた警察エンターテインメントだ。長谷川さんは「日曜劇場」初主演で、警視庁の捜査1課長を目指してまい進していたが、あるミスで出世街道を外れたエリート刑事・香坂真一郎を演じる。

 長谷川さん扮(ふん)する香坂の最大の敵と目され、高卒ノンキャリアでたたき上げの警視庁捜査1課長・小野田義信を香川照之さん、小野田の運転担当で、東大卒ながらノンキャリアの道を選び、捜査1課長を目指す刑事・山田春彦を岡田将生さんが演じるほか、新任の人事課職員・三島祐里役で芳根京子さん、香坂の異動先の所轄の刑事で、出世に興味を持たない渡部久志役で安田顕さんも出演している。

 第4話では、風見京子(富永沙織さん)殺人事件のカギを握るバーのオーナー、山本アリサ(佐々木希さん)が姿を消し、香坂(長谷川さん)と山田(岡田さん)は小野田が警察の情報を大手企業のゴーンバンク社に流している内通者だと悟る。そこで香坂はナカタエレクトロニクスのビルの防犯管理担当・池沢菜穂(吉田羊さん)が当初の供述を変えたことを新聞社にリーク。記事を見て動くであろうゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝さん)と小野田の密会現場を押さえることにする……という展開だった。

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