お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが20日に放送されたトークバラエティー番組「ワイドナショー」（フジテレビ系、日曜午前10時）に出演し、「しゃべっても。謎の事情でカットされ。。。」という15日の自身のツイートについて説明した。13日放送分の収録で、上原多香子さんの不倫疑惑について発言したシーンがカットされたことについてのつぶやきだったといい、「フジテレビに怒った」「触れないと恥ずかしい」などと語った。

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　13日の放送分の収録前に、局側から上原さんの話題を「扱うのはなしにしてほしい」ということを要請されたという松本さんは、「そういうの俺、嫌やから、触れないと恥ずかしい。ワイドナショーってそういう番組でありたい」と伝えたものの、「『女性セブン』しか扱ってないから、本人がまだコメントしてないから」などと理解を求められ、「今までそんなんで扱ってきたニュース腐るほどあるから、これくらいのことは言うで」と答えて、収録では「サスペンスといろんなことが入り乱れてるから、もうちょっとはっきりしてから扱った方がええのかもしれんね」と発言したという。

　しかし、そのシーンについて「本番ギリギリ、オンエアの前にカットしていいかと言われた」といい、「『何でなん？』と聞いたら、『今回の上原さんの件はフジテレビでは扱わないことになりました』と。なんじゃそりゃでしょ。なんじゃそりゃ、なんじゃそりゃと思ってたら、何日か後に『とくダネ！』でやってたんですよ。さらになんじゃそりゃ……っていうことがあって、このつぶやきになりました」とツイートの経緯を明らかにした。

　その上で、「（他の番組が取り上げる話題のラインアップでも）あれ何で入っていないのって、やっぱあるよね。あの頃は全部上原多香子やったから。世間の注目は」と語り、「でもね、僕はやっぱりこの番組はそうじゃないようにいきたいし、この番組のファンの人っていうのは、そういうことから逃げないワイドナショーだと思ってほしいしんですよ。そこは貫かないと絶対損だし、この番組にとっても良くないし、フジテレビにとっても良くない」と熱弁。「僕はフジテレビを愛すが故に言ってんのに、なぜかフジテレビ側から足を引っ張られるという、この不可解な、こういうの本当にやめてもらいたい」と苦言を呈した。

　さらに、「フジテレビにマイナスなニュースもやっていかなあかんと思うし、吉本（興業）の不手際のニュースでもやっていかなあかんし、もちろん自分に何かあったときは逃げずにコメントしないといけない」と持論を展開。「唯一しないとすれば、完全な売名行為の当たり屋みたいなやつはしなくていいと思いますが、それ以外はちゃんと扱っていかないと、テレビがどんどん時代遅れになっていく、ネットの方が伝えててテレビが伝えていない……」と考えを明かし、「一番言いたいのは、フジテレビさん、これからもよろしくお願いします」と頭を下げて笑わせていた。