僕たちがやりました:きょう最終回 オリジナル結末に窪田正孝「悔いないラスト」

連続ドラマ「僕たちがやりました」最終話のワンシーン=関西テレビ提供
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連続ドラマ「僕たちがやりました」最終話のワンシーン=関西テレビ提供

 俳優の窪田正孝さん主演の連続ドラマ「僕たちがやりました(僕やり)」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)が19日、最終回を迎える。ドラマ版の“結末”は、原作マンガと異なるストーリーが用意されているといい、主人公・増渕トビオ役の窪田さんも「僕からも(結末の)アイデアを出させてもらいました。トビオとして、悔いはないラスト。原作を読んでいても違和感もなく、気持ちはすっきりしました」とメッセージを寄せている。

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 ドラマは、2015~17年に「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載された、「神さまの言うとおり」などを手掛けた金城宗幸さん原作、荒木光さん画の同名マンガ。少し冷めていてお気楽な性格の凡下(ぼけ)高校2年生のトビオが、友人や先輩と高校を爆破させる事件を起こしてしまい、平凡だった日常が一変。爆破された学校の生徒や警察に追われ、逃亡する姿が描かれてきた。

 最終回では、逃亡生活を経て、乱入したライブ会場で「僕たちがやりました!」と告白したトビオたちが、輪島(古田新太さん)の指示を受けた西塚(板尾創路さん)らに拉致(らち)されてしまう。そして、パイセン(今野浩喜さん)は殺されると告げられ……という展開。ドラマ版の“結末”について、米田孝プロデューサーは15通りほどの案を用意したといい、「原作とは違う、一歩進んだ罪との向き合い方をします。その先をどう生きていくのかを感じられるようなラストで、原作の金城先生にも太鼓判をいただけました」と自信を見せている。

 また、ドラマの開始当初には、28歳で制服を着て高校生を演じることも注目された窪田さんは「衣装合わせで制服を着た時は“無理でしょ”と思っていたのですが、始まってしまえば一張羅のようになって、自分になじんでいきました。あの制服のおかげで高校生に戻れた気がします」と語り、「駆け抜けた4カ月。撮影が終わることは正直寂しいですけれど、一個一個のシーンが濃かった」と振り返っている。

 さらに、伊佐美翔(間宮祥太朗さん)、マル(葉山奨之さん)、パイセンとの共演についても「4人でいるときはどんどん自由になっていきました。流れのままにやってみようとする部分は、台本にとらわれない作品の強さでもある」と語り、永野芽郁さん演じる蓮子については「9話で蓮子に“別れよう、一生会いたくない”と言った時は、トビオの決意を感じました。それと、水族館のシーンでかかったナレーションの“無言のままでもいい。そんな関係を愛っていうのかな”というセリフはグッときましたね」とコメントしている。

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