世界で4億ドル(約450億6000万円)を超える大ヒットを記録したスパイアクション「キングスマン」(2014年)の続編「キングスマン:ゴールデン・サークル」(マシュー・ボーン監督)が、5日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほかで公開される。前作で超国家スパイ機関キングスマンの候補生だったエグジー(タロン・エガートンさん)が、一人前のエージェントに成長。米国の同盟機関「ステイツマン」のメンバーと、恐るべき陰謀に立ち向かっていく。前作で死んだはずのハリー(コリン・ファースさん)が復活。ハリーとエグジーの共闘シーンはもちろん、世界のポップスター、エルトン・ジョンさんの活躍など見どころ満載だ。
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ロンドンの高級テーラーに本部を置く国際諜報機関「キングスマン」が、謎の組織「ゴールデン・サークル」によって壊滅させられる。エグジーとメカニック担当のマーリン(マーク・ストロングさん)は、米国の同盟機関「ステイツマン」と手を組み、ゴールデン・サークルの恐るべき陰謀を阻止しようと奮闘する……というストーリー。
ジュリアン・ムーアさんがゴールデン・サークルのボス、ポピーに扮(ふん)するほか、チャニング・テイタムさん、ジェフ・ブリッジスさん、ハル・ベリーさんらがステイツマンのメンバー役で出演する。
敵と格闘しながらのカーチェイスという、痛くて危険、かつ、かなりハイグレードなアクションに始まり、アルプスの雪山での攻防、ポピーのサイコパスぶりを見せつける残酷ながら笑えるシーンなど、ボーン監督らしい、ブラックでありながら爽快、潔くもウルッとさせられる展開が待ち受けている。ハリーが生きていたのにはびっくりしたが、復活の理由に違和感はなく素直に納得できた。
そのハリーとエグジーの共闘シーンは、2人の抜群のコンビネーションと鮮やかな身のこなしに見入ってしまった。エルトン・ジョンさんの、ただのゲスト扱いではない大活躍にも大いに興奮させられた。名曲「カントリー・ロード」が、これほど胸に響いたことはないというぐらい効果的に使われていたのも印象深い。1作目に引き続きメガホンをとったボーン監督には第3弾の構想もあるそうで、今作ではその「種まき」もしてあるというから、ぜひ、そのあたりも意識しながら見てほしい。(りんたいこ/フリーライター)
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