浦沢直樹:パリ市庁舎で個展開催 仏国際マンガ祭でダブル受賞

フランスのアングレームで開催された浦沢直樹さんの個展「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」の様子
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フランスのアングレームで開催された浦沢直樹さんの個展「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」の様子

 マンガ家の浦沢直樹さんの個展「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」が、仏パリで開催される。同展は2016年から17年にかけて東京、大阪を巡回していたもので、1月25~28日には、仏のマンガ祭「第45回アングレーム国際漫画フェスティバル」のメイン会場で展示された。パリでの個展は2月13日~3月31日にパリ市庁舎1階「パリ・ランデヴー」で開催される。

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 同マンガ祭に公式招待を受けた浦沢さんは、「特別栄誉賞」と「SNCFミステリー作品特別栄誉賞」をダブル受賞した。これまで浦沢さんは、04年に「20世紀少年」で長編賞、11年に「PLUTO」でインタージェネレーション賞を受賞しており、4度の受賞は日本人初となる。

 浦沢さんは仏での個展開催について、「アングレームで二つの栄誉ある賞をいただき、そして世界各国の読者から作品への感想をいただけたことを、心からうれしく思います。これからも描き続けるパワーをもらえた気がします。次の個展はパリ市庁舎での開催です。東京、大阪に続いてパリの皆さんにご覧いただけるのは、とてもエキサイティングなこと。パリの街とルーヴル美術館を舞台にした新作『夢印』への反響も楽しみです」とコメントを寄せている。

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