FINAL CUT:中村倫也が第6話に出演 主人公のシナリオを狂わす男役で

中村倫也さんが出演する連続ドラマ「FINAL CUT」第6話のワンシーン=関西テレビ提供
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中村倫也さんが出演する連続ドラマ「FINAL CUT」第6話のワンシーン=関西テレビ提供

 俳優の中村倫也さんが、人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さん主演の連続ドラマ「FINAL CUT(ファイナルカット)」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)第6話(13日放送)に出演する。中村さんは、亀梨さん演じる主人公・中村慶介の“シナリオ”を狂わす男・矢口透を演じる。

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 ドラマは、母を奪った罪深き者たちへの復讐(ふくしゅう)と“許されざる恋”を描く。12年前、慶介の母の恭子(裕木奈江さん)が経営する保育園の園児が何者かに殺害される事件が発生し、ワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」の放送内容が原因で、恭子は自ら命を絶ってしまう。それから12年。警察官となった慶介は、番組司会者の百々瀬(藤木直人さん)を含む番組関係者、さらに、事件の真相の鍵を握る小河原姉妹(栗山千明さん、橋本環奈さん)に復讐を果たそうとするが、姉妹の一人を愛してしまう……という内容。

 中村さんが出演する第6話は、ある日、慶介が勤務する新宿中央署管内で美人料理研究家の柴みちる(今野杏南さん)が殺害される事件が発生。慶介が運営するメディア被害に関する通報サイトに、みちるの交際相手でIT会社を経営する矢口(中村さん)が「ザ・プレミアワイド」の放送が原因で、世間から自分が犯人と疑われるようになったと、助けを求めてくる。自分の無実を主張し、もう一度恋人に会いたいと涙する矢口に、自分の過去を重ねた慶介は、矢口の力になる。しかしその翌日、矢口が姿を消してしまう……という展開。

 中村さんは、矢口を演じるにあたり「一つ一つ積み上げて役を作ろうとしています」と話し、「この仕事をしていると慣れっこなんですが、矢口には免疫がないから、ネットで自分のことが書かれてどんどん追い込まれていく。それに対して、『そりゃ怖いよな』と改めて感じて、どんな気分になるかを一から考え直しました。芸能人になってまひしているところを一回洗い直した感じがします」とコメントしている。

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