来週のわろてんか:第23週「わろてんか隊がゆく」 戦地に笑いを! 芸人たちで慰問団結成 いざ上海へ

NHKの連続テレビ小説「わろてんか」第23週の一場面 (C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「わろてんか」第23週の一場面 (C)NHK

 葵わかなさん主演のNHK連続テレビ小説「わろてんか」(総合月~土曜午前8時ほか)は、5日から第23週「わろてんか隊がゆく」に入る。昭和14(1939)年、北村笑店に芸人たちで慰問団を結成し「戦地に派遣してほしい」という依頼が舞い込む。てん(葵さん)は、芸人たちの身を案じつつ、少しでも笑顔が届けられるならと、風太(濱田岳さん)を団長にした「わろてんか隊」を中国・上海に送り出す……。

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 中国での戦火が広がり、風太や万丈目(藤井隆さん)、アサリ(前野朋哉さん)らは「お国のためになるなら」と慰問団結成に乗り気になる。一方、軍部と近づきすぎないほうがいいという伊能(高橋一生さん)の忠告もあり、慰問団の派遣に慎重になるてんだったが、戦地にいる将兵を笑わすことができるのは自分たちだけだと考え、笑いの慰問団「わろてんか隊」を中国へ派遣することを決める。

 最初の訪問地、上海で「わろてんか隊」が大ウケする中、四郎(松尾諭さん)と一緒に中国へ渡ったリリコ(広瀬アリスさん)が、風太を訪ねてくる。

 「わろてんか」は、京都の老舗薬種問屋の長女で、笑いをこよなく愛するヒロイン・藤岡てんが、大阪を日本一の笑いの都にしていく姿を描く一代記。脚本は吉田智子さん。全151回。

 第22週「夢を継ぐ者」では、四郎が中国・上海の楽団から誘いを受けていたことが明らかになる。リリコは四郎についていくことを決意し、最後の高座で観客に結婚と引退を報告。てんたちも2人を優しく送り出す。一方、婚約を破棄して家を出るというつばき(水上京香さん)のため、北村の家を捨てる覚悟の隼也(成田凌さん)に、てんは勘当を言い渡す……という展開だった。

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