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大地真央:「越路吹雪物語」撮了に涙 大先輩を演じ「本当に素晴らしい経験」

テレビ
ドラマ「越路吹雪物語」のクランクアップを迎えた(左から)吉田栄作さん、大地真央さん、市毛良枝さん=テレビ朝日提供

 “日本シャンソン界の女王”と呼ばれた越路吹雪さんの人生を描くドラマ「越路吹雪物語」(テレビ朝日系)がこのほど、クランクアップを迎えた。宝塚歌劇団の先輩に当たる越路吹雪さんを演じた大地真央さんは、クランクアップの瞬間、感極まって涙を流し、「この作品と、そして皆様と出会えたことを本当に心から感謝しています。本当に素晴らしい経験をさせていただきました」と思いを語った。

 ラストの撮影は越路さんが入院した病室でのシーンで、「越路吹雪役・大地真央さん、オールアップです!」と声がかかると、大地さんは藤田明二監督から花束を受け取った後、親友・岩谷時子役の市毛良枝さんの元へ歩み寄り、固くハグを交わした。さらに、夫・内藤法美役の吉田栄作さんともハグを交わし、撮影終了を喜び合った。

 大地さんは、撮影を振り返り「あっという間に終わってしまったような感覚で寂しいですが、こんなになっちゃったので(=病気メーク)、終わるしかないのかなと思います。ありがとうございました」と、ジョークを交えて、スタッフや共演者への感謝を伝えた。吉田さんは「途中からの参加だったのでスルッと終わってしまうのかなと思っていたら、足かけ4カ月間も皆さんとご一緒することができ、昭和の芸能界の歴史を勉強させていただきました。こんなにすてきな奥様(大地さん)にコーヒーを入れていただいて、ただただ幸せでした」とあいさつした。

 市毛さんも涙を浮かべながら、「私も感無量です。越路吹雪さんの舞台を見て育ってきた世代なのですが、大地さんが越路さんをとてもすてきに再現してくださいました。岩谷さんご本人はその姿をお見かけするだけで、近づくことのできない存在だったのですが、その方を裏方みたいな私が演じさせていただけるなんて……。“最上級の役”に出会うことができて幸せでした」と作品への思いを語った。

 さらに、最後のあいさつを求められた藤田監督は、越路さんの本名である河野美保子という名を口にして、それぞれの世代の越路さんを演じた出演者に対して「小さい美保子(岩淵心咲さん)、真ん中の美保子(瀧本美織さん)、大きい美保子(大地さん)、みんな最後に泣くんだよね。もらい泣きしちゃうんだよな」と言いながら男泣き。そんな監督に大地さんは「大きい美保子? “デカ美保子”でしょ(笑い)。私のことそう呼んでいるって聞いているんだから……(笑い)」と返し、スタジオは大きな笑いと拍手に包まれたという。

 「越路吹雪物語」は、越路さんがたどった波瀾(はらん)万丈の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子さんとの濃密な友情をつづっていくドラマ。「落ちこぼれ」といわれた越路さんの宝塚時代から、岩谷さんとの運命的な出会い、戦争を乗り越えた2人が二人三脚でトップスターへ駆け上がっていく軌跡が描かれる。越路さんの青年期を瀧本さん、絶頂期を大地さんが演じ、岩谷さんの青年期を木南晴夏さん、絶頂期を市毛さんが演じる。毎週月~金曜午後0時半放送。

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