森三中・黒沢かずこ:低音の歌声披露で子供たち沈黙…

「映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険」の初日舞台あいさつで熱唱する「森三中」の黒沢かずこさん(左)
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「映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険」の初日舞台あいさつで熱唱する「森三中」の黒沢かずこさん(左)

 お笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこさん、村上知子さん、大島美幸さんが7日、東京都内で行われた劇場版アニメ「映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険」の初日舞台あいさつに登場した。黒沢さんが、村上さんと大島さんの子供たちにも好評だという低音の歌声を披露し、その迫力で、はしゃいでいた観客の子供たちが一瞬で静まりかえる一幕があった。

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 黒沢さんは、村上さんと大島さんの子供に会ったときには毎回歌声を披露するといい、「お子さんがちょっとびっくりしちゃうかも……」と前置きしつつ、突然低音で歌手の秋川雅史さんの「千の風になって」を熱唱した。静かになった会場の子供たちの反応を見て、村上さんは「黙った! 一瞬で空気が変わった」、大島さんも「全員見てた!」と驚いていた。

 「きかんしゃトーマス」は、架空のソドー島を舞台に、青い機関車・トーマスと仲間たちの活躍を描く人気アニメシリーズ。今作ではトーマスがメインランドに冒険に出るが、ちょっと怪しい機関車・フランキーとハリケーンによって製鋼所で働かされてしまう。戻ってこないトーマスを心配したジェームスもメインランドに向かうが、途中でトラブルに巻き込まれる。トーマスはジェームスを救うため、実験用機関車のレキシー、セオ、マーリンという新しい仲間と危機に立ち向かう……というストーリー。黒沢さんはレキシー、村上さんはセオ、大島さんはフランキーの声優を務めている。

 村上さんは「うちの子供は4歳で、一緒に映画館で見るのが楽しみ。私がセオ役をやっているのは理解している。すごく喜んでくれた」とコメント。大島さんも「うちの息子が大ファンで『トーマスのお仕事行ってくるよ』って言ったら、『トーマス見に行くの?』になっていた。まだちょっと分からないみたい」と明かし、観客の子供たちには「人は一人では寂しいので、みんな老後をちゃんと考えて。今後ずっと付き合っていくんだと思って、今の時期から友達を見ておいて。『老後ずっと一緒にいようね』って」と、友達の大切さを訴えていた。

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