西郷どん:第16回は番組ワーストの視聴率11.1% “亡霊”斉彬が登場 吉之助と「最後の時間」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第16回が4月29日に放送され、平均視聴率は11.1%(以下・ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。この日は、ラストシーンに渡辺謙さん扮(ふん)する薩摩藩主・島津斉彬が亡霊となって再登場。鈴木さん演じる主人公・西郷吉之助との「最後の時間」が描かれた。

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 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第16回「斉彬の遺言」では、近衛家を通じ、朝廷に働きかけ、水戸藩を動かそうとする吉之助。その動きを知った井伊直弼(佐野史郎さん)は、一橋慶喜(松田翔太さん)と慶喜の父・斉昭(伊武雅刀さん)を蟄居(ちっきょ)・謹慎処分にしてしまう。さらに直弼は、“一橋派”ら幕府に刃向かう者たちを一気に粛清しようとする。そこで吉之助は月照(尾上菊之助さん)を連れ、京から薩摩へと逃亡を図るが、盟友・橋本左内(風間俊介さん)も捕まってしまい……という展開だった。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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