清原果耶:飛躍の時を迎える“次世代ヒロイン” 朝ドラは「いつか戻りたい」場所

テレビ
女性ファッション誌「Seventeen」の専属モデルに決まった清原果耶さん

 女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルに決まった女優の清原果耶さん。同誌はこれまでに、北川景子さんや榮倉奈々さん、波瑠さんらを輩出し、現在も広瀬すずさん、永野芽郁さんが在籍するなど、一部では「人気女優の登竜門」と呼ばれている。清原さん自身、初の主演ドラマ「透明なゆりかご」(NHK総合)が大きな話題となり、“次世代ヒロイン”として飛躍の時を迎えているといっても過言ではないだろう。2015年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」で女優デビューしてから3年。朝ドラは「いつか戻りたい」場所といい、「そのために今できることを頑張りたい」と力を込める清原さんに話を聞いた。

 ◇まさかセブンティーンモデルになれるとは… 広瀬すずは「頼りになるお姉ちゃん」

 清原さんは2002年1月30日生まれ、大阪府出身の16歳。「あさが来た」以降も数々のドラマや映画に出演。女優として活躍する傍ら、今年3月までローティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)の専属モデル(ニコモ)を務めていた。

 清原さんは、8月1日発売の「Seventeen」9月号でセブンティーンモデルとして誌面デビューを飾る。「まさかセブンティーンモデルになれるとはっていう驚きが一番、強かったです」と素直に明かす清原さん。「ニコラモデルをやっていたときも、セブンティーンは一つ上の世代の憧れの雑誌というイメージを持っていました。私自身、古着がすごく好きなので、そういうファッションだったり、あとはメークの企画とかを読むのもすごく好きなので、メークの連載とかを持てたら、すごく楽しいんだろうなって思いますね」と声を弾ませる。

 先輩モデルの広瀬さんとは、3月に公開された映画「ちはやふる -結び-」(小泉徳宏監督)で共演。また永野さんは同じニコモ出身という共通点もある。「すずちゃんには映画を撮影しているときからすごく可愛がってもらって、頼りになるお姉ちゃんです。今回も『おめでとう。何か困ったことがあったらいつでも言ってね』ってメッセージをもらいました。芽郁ちゃんとは、以前『レピピアルマリオ』というブランドのイメージモデルを、芽郁ちゃんの次の次に私が担当させてもらったこともあって、姉妹企画みたいなページで仲良くさせてもらっていました」と楽しそうに語る。

 ◇「透明なゆりかご」で向き合った「命」や「生と死」 本物の赤ちゃんの印象は?

 放送中の初主演ドラマ「透明なゆりかご」では、産婦人科でアルバイトする17歳の看護師見習い、青田アオイを演じている。「アオイちゃんはすごく真っすぐで素直な女の子。よりリアリティーを持たせるため、どう表現するか。見てくださった方の目線に合わせられるかにもかかってくるので、そこはすごく悩んだところでもあったんですけど……。結果的に私自身が素直に受け取ったものを表現したら、アオイになるんじゃないかという結論に至りました。私が受け止めたものを変に曲げず、より繊細に表現できたらいいなという思いで、今も撮影はしていますね」と笑顔を見せる。

 原作はマンガ家・沖田×華(おきた・ばっか)さんの経験を基に描かれた「真実の産婦人科医院物語」。清原さんも「アオイちゃんの目線で、命や生と死について考えてはみるんですけど、私自身、答えは出せていない。生まれて来られなかった赤ちゃんがいても、妊婦さんそれぞれの事情があるので、生と死の捉え方というのは、本当に一言では伝えられない深さがある。その入り組んだ感じも、10話かけて、ドラマ全体で表現できていると思うので、『共感』まではいかずとも、命について考えるアオイちゃんと同じ目線で見ていただけたら」と役と作品への思いを人一倍込める。

 撮影では、本物の赤ちゃんに触れる機会もあるが、「全然、余裕がなくて。赤ちゃんって、一歩間違えれば、壊してしまうほどに尊いものじゃないですか。いかに傷つけず、負荷を与えずということを考えています」と苦笑い。一方で、清原さん自身に変化があったといい、「もしかしたら『その程度?』って思われる方もいるかもしれないんですけど、妊婦さんが持つキーホルダーが、なぜかすごく、目に付くようになったり。小さなお子さんを連れて電車に乗ってこられる方を見たら、何かしなくてはいけないんじゃないかって、ソワソワしてしまったり。いろんなところに目が行くようにはなりましたね」と話していた。

 ◇役について考えて生きられる時間をより長く感じていたい

 初主演ドラマ、命と向き合う難役への挑戦、さらにデビュー作「あさが来た」のヒロインの波瑠さんも経験したセブンティーンモデルへの仲間入りと、さらなる飛躍の時を迎えている清原さん。最近は、昨年公開の映画「3月のライオン」でメガホンをとった大友啓史監督からもらった「日常を楽しんでください」という言葉を実践するため、「普通に過ごしている中で、風や音や匂い、その中で自分が感じたことをノートに書き留めるようにしている」という。

 演じることへの思いは今も昔も変わらないようで、「やっぱり作品に対する熱量や思いは一番、大事。そこがしっかりしていないと、見ていただいた方に何も伝わらないと思うので、そういう意味での役作りへの思いはこれからも大切にしたい」ときっぱり。さらには「役作りという意味で、役を追求していくのが好きなので、アクションをこなす役なら殺陣の練習を驚くくらいしたいし、歌を歌う役なら、その歌を練習していたい。役について考えて生きられる時間をより長く感じていたいので、深くまで追求できる役に巡り合えたらとは常に思いますね」とあくなき探究心を持ち合わせている。

 そんな清原さんに、改めて朝ドラへの思いを聞くと、「もちろん、私のお芝居の土台は『あさが来た』で培われたものなので、今は『透明なゆりかご』を撮影していて、いただいたお仕事を一つずつ丁寧に頑張っていきたいと思うんです。朝ドラのような作品こそ、役について考えて、生きられる時間をより長く感じられると思うので、いつかは戻りたいなって思っていますし、そのために今できることを頑張りたいです」としっかりと前を見据えていた。

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