城桧吏:「万引き家族」息子役が「グッド・ドクター」出演 天才歌手役

連続ドラマ「グッド・ドクター」の第5話に出演する城桧吏さん=フジテレビ提供
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連続ドラマ「グッド・ドクター」の第5話に出演する城桧吏さん=フジテレビ提供

 「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞を受賞した映画「万引き家族」(是枝裕和監督)で息子役を演じ注目を浴びた城桧吏(じょう・かいり)さんが、山崎賢人さん主演の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第5話(9日放送)にゲスト出演することが2日、明らかになった。城さんが地上波のドラマに出演するのは初めてで、天才ボーイソプラノ歌手の羽山響を演じる。

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 城さんは「テレビドラマは初めてなので、出られることはとてもうれしいです」と喜んでいる。撮影に入る前に、実際のオペラ歌手から発声、口の広げ方、姿勢、動作の指導を受け、何日も練習を重ねて、響の役作りをしたという。「歌が上手な役なので、とにかく歌を練習して頑張らなくちゃ、と。心の部分は話が進むにつれて徐々に明らかになっていくのですが、僕が一番好きなシーンが台本の最後の方にあって、そのシーンがたくさんの人にすてきだな、と思ってもらえるように響をしっかり演じていきたい」と意気込んでいる。

 さらに「撮影に入るときは少し緊張してしまったのですが、とてもにぎやかな現場で、撮影スタッフの方が緊張をほぐそうとしてくださって、一緒に歌ってくれたりして、撮影はすごく楽しい」と語っている。主演の山崎さんとは初共演で「テレビで見ていて、カッコいいな、と思っていたのですが、実際にお会いすると、もっとカッコよかったです(笑い)。あと、(山崎さん演じる)湊先生はしゃべり方に特徴があるので、とても難しい役だと思うのですが、カメラが回ると、すぐに役に入って、とても自然に演じられていたので、すごいなと思いました」と撮影の感想を寄せている。

 ドラマは、2013年に韓国で放送された同名の連続ドラマが原作で、米国でもドラマ化された。自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊が小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命のために闘い、心に寄り添い、成長していく姿を描いている。

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