海に眠るダイヤモンド
第5話 一島一家
11月24日(日)放送分
鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第32回「薩長同盟」(26日放送)の試写会が22日、東京・渋谷の同局で行われた。同回の裏では日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」が放送され、チャリティーランナーを務めるお笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんさんがゴールを迎える時間とかぶるのではないかと言われている。桂小五郎役の玉山鉄二さんは「彼(みやぞんさん)は24時間走ってゴールを目指す感じかと思うんですけど、(鈴木)亮平君はね、1年弱走り続けていますから、ある種、重みが違う部分があるんじゃないかと思っている」と冗談交じりにアピールした。
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西郷吉之助役の鈴木さんは「薩長同盟は幕末のとても大きな出来事の一つ。特に西郷さんや(坂本)龍馬の人生においてもハイライトの一つになるかと思う」と話し、「いろいろな史実はあると思うのですが、『西郷どん』では史実は史実として。実際には利益、今でいう国益で動いていると思うのですが、『西郷どん』はその裏にある人間的な感情を純粋化して、見てくれるお客さんに届けていくっていう、実に『西郷どん』らしい薩長同盟になっているのかなって思っています。人々の感情が世の中を動かしていくっていうところが、とてもよく表れている回じゃないかな」と訴えていた。
第32回「薩長同盟」は、ついに孝明天皇より二度目の長州征伐の勅命が下された。それに対し、大久保一蔵(瑛太さん)は、「義のない勅命は勅命にあらず」と幕府に従わない姿勢を明確に打ち出す。吉之助(鈴木さん)は龍馬(小栗旬さん)に、再び長州との仲を取り持ってほしいと頼み込む。龍馬は動き、長州のために薩摩名義で銃や軍艦を買いそろえると桂小五郎(玉山さん)を説得するが、薩摩に対する不信感が強い桂は腰を上げようとせず……という展開。
「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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