半分、青い。:律役・佐藤健、和子との涙の会話「台本読めなかった。悲しすぎて」

NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」で萩尾律を演じている佐藤健さん(右)と楡野鈴愛役の永野芽郁さん
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NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」で萩尾律を演じている佐藤健さん(右)と楡野鈴愛役の永野芽郁さん

 永野芽郁さん主演のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で萩尾律を演じている佐藤健さんと律の父・弥一役の谷原章介さんの親子対談が4日、同局の音楽番組「うたコン」内で放送された。8月24日放送の「半分、青い。」第125回では、律と母・和子(原田知世さん)が“岐阜犬”を通じて会話するシーンで、2人の涙に“もらい泣き”する視聴者が続出したが、佐藤さんはこの場面について「ちょっと僕、台本も読めなかったですね、悲しすぎて」と振り返った。

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 佐藤さんは対談の中で「心に残る家族のシーン」として同シーンを挙げ、「僕もその芝居でできる限り笑っていたくて。自分が笑えば笑うほど、あのシーンは悲しかったですね」と当時の心境を明かした。

 一方、谷原さんは8月7日放送の第110回で、自宅のグランドピアノを前にし「この広い野原いっぱい」を和子と弥一が一緒に口ずさむシーンを挙げ、「あの空間、すべてが僕はいとおしかったです」としみじみ。「僕の中で和子さんは生き続けていますから」と思いを語っていた。

 この日の「うたコン」は、「“半分、青い。”と昭和歌謡!“朝ドラ”名曲SP」と題し、放送。ヒロインの楡野鈴愛を演じている永野さん、主題歌を歌う星野源さんも出演し、星野さんは主題歌「アイデア」を生披露した。

 「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川悦吏子さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛(永野さん)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜ける物語。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送中。

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