沢村一樹:「絶対零度」上戸彩&北大路欣也に「敬意」 アクションは仮面ライダーの縁

連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」で主演を務めている沢村一樹さん
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連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」で主演を務めている沢村一樹さん

 平均視聴率が7週連続で2桁をマークし好調の沢村一樹さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」が10日に最終回を迎える。第8話に、前シリーズの主人公・桜木泉(上戸彩さん)の元上司・長嶋秀夫(北大路欣也さん)が登場。9話には、初回で死んだはずの桜木が再登場するなど人気キャラクターが再登場し、盛り上がりを見せている。上戸さん、北大路さんとの共演シーンや沢村さんが劇中で披露しているアクション、最終話の見どころなどについて沢村さんに聞いた。
 
 「絶対零度」は、上戸さんが演じた刑事・桜木の活躍と成長を描いた「絶対零度」シリーズの最新作。シーズン3の今回は元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村さん)が主人公。チームのメンバーの小田切唯は本田翼さん、山内徹は「関ジャニ∞」の横山裕さん、南彦太郎は柄本時生さん、チームの総責任者の東堂定春は伊藤淳史さんが演じている。

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 ◇アクション指導は“仮面ライダー”の縁

 沢村さん演じる井沢はチームのリーダー。向けられた拳銃をあざやかな手さばきで奪い取ったり、華麗に危険人物を取り押さえるなどのアクションを披露している。沢村さんは「ブルース・リーが好きだから、アクションは大好き」と話しながらも、劇中のアクションについては「見るのは良いけど、やるのは大変」と苦労を明かす。

 しかし、「ドラマの見どころの一つだと思っています」といい、「実は、僕のアクション(の指導)は、偶然なのですが、『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂(アイコン)とゴースト運命の瞬間』でご一緒した方なんです」と明かす。続けて「それもあって、僕が好きな映画のあのアクションをやりたいって言ったら、すぐ理解してくれ、準備してきてくれる。作ってきてくれるアクションが本当にカッコいいの(笑い)。こんなに話が通じることはなかなかないし、運が良かったと思っています」と声を弾ませた。

 「個人的には、2話で名刺を投げるシーンがすごく気に入っています。井沢のアクションは、これがベースなんです。このアクションを基準に作ってくださいとお願いしました」と振り返り、「(最終話でも)見どころになるアクションシーンがあります!」とアピールした。

 ◇北大路欣也の出演「分かりませんでした」

 シリーズ最新作の今作は、主人公が代わって描かれている。バトンタッチの難しさを聞くと「いいのか悪いのか、僕は全然意識していません(笑い)」とあっさり。8話の長嶋の登場については「直前まで分かりませんでした(笑い)」と話し、北大路さんとの共演には「緊張しました。一瞬でしたけど、本当に楽しかったです」と振り返る。

 9話には桜木も再登場した。「(前作から出演している)横山君はもちろんなのですが、上戸さん、北大路さんに敬意を持って演じています。二人と共演したシーンは、頭の片隅に(前のシリーズを)思い描きながら、自分の芝居を変えるわけではなく、(それぞれの相手の)芝居が立つように心掛けました」と目を輝かせていた。

 10日放送の最終話。「桜木がベトナムで何を追っていたのか、井沢の妻子が殺害された理由など、今までの点が一つにつながっていきます。ぜひ、楽しんでください!」と見どころを語った。「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」は毎週月曜午後9時に放送中。

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