安田顕:主演作原作者から絶賛され安堵「ホッ」 北海道の父親の感想は…

主演映画「愛しのアイリーン」の公開記念舞台あいさつに登場した安田顕さん
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主演映画「愛しのアイリーン」の公開記念舞台あいさつに登場した安田顕さん

 俳優の安田顕さんが15日、東京都内で行われた主演映画「愛しのアイリーン」(吉田恵輔監督)の公開記念舞台あいさつに登場。過激な描写も多い今作の、周囲の評価について聞かれた安田さんは、「すごくハマる方はハマっていて、だめな方はだめですね」と苦笑し、同席した原作者の新井英樹さんから「映画とマンガで媒体は違えど、見る人、読む人が『圧倒された』というのが一番目指すべきところ。そういう意味では、この映画はかなりクリアしているんじゃないかと思える。素晴らしい出来だと思います」と絶賛されると、「ホッとしますね」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

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 安田さんは「最初に試写で見たとき、単純にすごいと思えた」と手応えを語り、続けて北海道に住む父親が、昨日同作を鑑賞したという話を紹介。「こういう状況の中でありがたい限りで。感想をくれて、『すごい映画でした』と。面白いとか楽しいとか優しい気持ちになったとかじゃなく、『すごい映画』と。さすが自分の親父だな、と。息子の私も同じことを考えていました」と語った。

 この日の舞台あいさつには木野花さん、伊勢谷友介さん、吉田監督も出席した。

 映画は、マンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された新井さんの同名マンガが原作。一世一代の恋に玉砕し、家を飛び出した宍戸岩男(安田さん)は、フィリピンの嫁探しツアーに参加。半ばやけになって決めた結婚相手は、貧しい漁村に生まれたフィリピン女性・アイリーン(ナッツ・シトイさん)だった。岩男がアイリーンとともに帰省すると、父の源造(品川徹さん)は亡くなり、実家はまさに葬儀の最中。そこで見ず知らずのフィリピン女性を嫁にもらったと聞いた母・ツル(木野さん)は激高し……という展開。

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