要潤:同い年の高橋一生に「すごく刺激受けている」

連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」に出演している要潤さん=関西テレビ提供
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連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」に出演している要潤さん=関西テレビ提供

 俳優の高橋一生さん(37)が主演を務める連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)に出演している俳優の要潤さん(37)。動物行動学を教える変わり者の大学講師の相河一輝(高橋さん)と同じ研究室のメンバーで准教授の樫野木聡を演じている要さんが、ドラマの見どころや撮影の裏話などを語った。

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 要さんは、撮影現場でよく話すという同い年の高橋さんについて「一生さんは、もともと生き物や自然が大好きで、一輝のキャラクターそのままです。動物の話を始めると止まらない。セットにある本棚の専門書を読んでいたので『何の本ですか?』と聞くと、『これはですね……』とずっとしゃべっています」と明かす。

 さらに、「(高橋さんに)すごく刺激を受けています。僕とは真逆の性格で、休みができると2~3日、山にこもるらしいんですよ。僧侶っぽい。空海と同じ道をたどったりしているらしいんです。僕の出身地の香川県に剣山という山があって、そこには空海が座禅を組んだり修行を積んだといわれる岩があるんですが、それと同じことをしてますね。『剣山には秘密があって……』と、僕も知らないようなことをたくさん知っている。すごいなと思います」と明かし、「僕はシティー派なので、東京にいたいです」と語った。

 演じている樫野木については「どこか何かを諦めたような人間です。離婚を経験していて、研究室のメンバーからも『どうして離婚したんですか?』とよく聞かれるのですが、まだその理由を明かしていません。離婚という大きな事件がきっかけで、ちょっとドライというか、大切なものを失ってしまったのかなと思いますが」と話し、「僕もこれからの展開をまだ知らないので、想像の範囲ですが、相河先生と向き合う中で、樫野木もだんだん変わっていって、相河先生や鮫島先生(小林薫さん)に離婚した理由を話す機会がどこかにあると思うんです。そんなふうに、一生さん演じる相河一輝を通じて、周りの人々が大切な何かに気づかされ、変わっていくドラマです」とコメントした。

 ドラマについて「マイペースな相河先生が、純粋な思いを持って学生たちにいろいろなことを伝えていくのですが、やりすぎてしまって、問題になってしまう。でもよく考えると“今の時代だから問題になる”というふうに描かれている。たくさんの布石が打たれていて、いろいろなことがつながっていきます。続けて見て、ここからの展開を楽しんでほしい」と呼びかけた。第3話は23日午後9時から放送。

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