俳優の遠藤憲一さんが7日、テレビ朝日で行われた連続ドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」(同局系)の会見に、主演の岡田結実さん、城田優さんらとともに出席。40年近い芸歴の中で初となる“妖精”のおじさん役に挑戦する遠藤さんは、「現代モノの連ドラのときにはだいたい、ありえなさそう(な役)なんだけど、ありえそうに演じるのが好きなんですけども、今度はまったくありえない役になってしまいました」と紹介。妖精のイメージを「可愛い男の子か女の子」と話した遠藤さんは、「今回、この強面(こわもて)の顔でスーツを着て出てきます。油断すると、だいたいヤクザか刑事になってしまうので、その辺が難しいです」と“苦労”を告白した。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
ドラマは、失恋と失業でヤケクソになった一ノ瀬ひかり(岡田さん)が、超過酷なロケで有名なバラエティー番組の制作会社に就職。アシスタントディレクター(AD)生活を送っていると、「妖精」を名乗る毒舌なおじさん(遠藤さん)が現れる。おじさんの姿はひかりにしか見えず、ひかりが口に出せない心の声や本音、愚痴をズバズバと口に出す。ひかりとおじさんの珍妙な“お仕事ライフ”が展開される……というオリジナル作品。
遠藤さん演じる自称「妖精」のおじさんは、「性格はすこぶる悪く、超毒舌」「息を吐くように、人を“ディスる”し、日々文句タラタラ」という役どころ。正体は謎に満ちており、上質なスリーピースのスーツに身を包んでいて、神出鬼没で、「幽霊」と言うと、「いや、妖精だから」と激しく否定する……という設定。妖精のおじさんは“ひかり以外に見えていない”ということで、遠藤さんは「俺の言っていることは、(岡田)結実ちゃんしか聞こえないし、見えないから、みんなに何を言っても何の反応もしてくれないから、とても孤独な役です」と本音をポロリ。
一方、城田さんは「僕らは見えないということを強いられているから、そのくせエンケン(遠藤さん)はすごい自由なことをしてくるから、噴き出してしまうことが多々ある。そことの戦いがある」と告白。遠藤さんと目が合ったときが「一番やばい」と話した城田さんは、「一番楽しそうなんですよ。輪に入れて楽しい子供みたいなおじさんなんですよ。一人で一番テンション上がっている。我々との温度差がまた面白い」と紹介した。
この日の会見では、2019年の抱負も発表され、遠藤さんは「妖精完遂。そして、ちゃんと人間に戻る!」と宣言。「この役、大変なんですよ。テンション高いし、動きもいつも以上にオーバーなんですね。いつもディレクターさん、プロデューサーさんに『大丈夫かな?』と聞きながら、かなりデフォルメして演じている」と明かしつつ、「これを確実にやりきって、もう一度シンプルな人間に戻るっていうのが課題です!」と笑顔で話していた。ドラマは、11日から毎週金曜午後11時15分放送(※一部地域を除く)。会見には、田辺誠一さん、青木さやかさん、小手伸也さん、戸塚純貴さんも出席した。
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの碇シンジ役などで知られる人気声優の緒方恵美さんが、連続ドラマ「9(ナイン)ボーダー」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが4月19日…
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第15回が、4月19日に放送され、寅子(伊藤さん)の兄で、花江(森田望智さん)の夫の…
人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんが主演を務める連続ドラマ「東京タワー」(テレビ朝日系、土曜午後11時)が4月20日にスタートする。21歳の青年が、20歳以上…
俳優の川口春奈さんが主演を務める連続ドラマ「9ボーダー」(金曜午後10時)が4月19日にスタートする。川口さん、木南晴夏さん、畑芽育さん演じる各年代のラストイヤー“9ボーダー”真…
3人組のヒップホップグループ「RHYMESTER(ライムスター)」が今年2月、17年ぶりに日本武道館(東京都千代田区)で開催したライブの模様が、WOWOWで6月に放送・配信される…