有村架純:「ひよっこ2」は“夜の朝ドラ” 「録画でも全然」と珍アピール

「ひよっこ2」の試写会に登場した有村架純さん(右)と脚本家・岡田惠和さん
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「ひよっこ2」の試写会に登場した有村架純さん(右)と脚本家・岡田惠和さん

 女優の有村架純さんが12日、東京・渋谷のNHKで行われた主演ドラマ「ひよっこ2」の試写会に登場した。ドラマは2017年に放送された同局の連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」の続編。25日から4夜連続で午後7時半から放送され、オープニングのタイトルバックに「夜の朝ドラ」と明記される。朝ドラ「ひよっこ」が夜に放送されることについて聞かれた有村さんは「録画でも全然(大丈夫)」と笑顔で珍アピール。同席した脚本家・岡田惠和さんが「ダメダメダメ!」と慌ててツッコミを入れる場面もあった。

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 改めて有村さんは、「物理的なところで(リアルタイムで)見られない方もいらっしゃると思いますけど、(時間帯に)関係なく『ひよっこ』を愛してくださっている方、全員にぜひ見ていただきたいっていうのは本音としてあります」と思いを明かしていた。

 「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの岡田さんのオリジナル作。奥茨城の農家に生まれて、のんびりした少女に育った谷田部みね子(有村さん)が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったことをきっかけに、集団就職で上京。高度経済成長期を背景に、さまざまな事情を抱えた人たちとの出会い、関わりによって、“普通の女の子”であるみね子が、殻を破って成長していく姿が描かれてきた。

 「ひよっこ2」は、みね子と秀俊(ヒデ、磯村勇斗さん)の結婚から2年後の1970(昭和45)年の秋が舞台。みね子は、夫でコックの秀俊とともに「すずふり亭」で働きながら、「あかね荘」でつつましい新婚生活を送っていた。夢は、いつか2人で店を持つこと。まるで家族のようなすずふり亭の仲間、個性的な商店街の人々、「あかね荘」の隣人や大家さん、大好きな友人らに囲まれ、毎日楽しく暮らしている。

 最近、少し気がかりなのは、すずふり亭の店主の牧野鈴子(宮本信子さん)の元気がないこと。鈴子の息子で料理長の省吾(佐々木蔵之介さん)や妻の愛子(和久井映見さん)も、すずふり亭の今後について心配していた。一方、みね子の故郷、奥茨城村では、高校2年生になった妹のちよ子(宮原和さん)が進路について悩み中で……というストーリー。脚本は岡田さんが引き続き担当。1話30分の全4回で構成され、25日から4夜連続(午後7時半~)で放送される。

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