ドラマや映画が人気を博した「ケイゾク」「SPEC」シリーズの新作として、2018年4月から動画配信サービス「Paravi（パラビ）」で配信されたきた「SPECサーガ完結篇 『SICK’S 恕乃抄』」が、18日深夜から5夜連続でTBSで地上波初放送される。今回、地上波放送にあたり、再編集した全5話で構成。木村文乃さん扮（ふん）する右目の眼帯がトレードマークのIQ230の天才・御厨静琉（みくりや・しずる）と、松田翔太さん演じる元公安の刑事・高座宏世（たかくら・ひろよ）がコンビを組み、特殊能力（SPEC）を持つ者たち＝スペックホルダーを巡る権力闘争や疑問に立ち向かう。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「SPEC」は、「ケイゾク」の世界観を引き継いだ設定で、未解決事件の捜査強化のため、捜査1課弐係（ケイゾク）に加え、新たに公安部に設立された「未詳事件特別対策係」（ミショウ）の捜査員が、特殊能力（SPEC）を持つ犯罪者を相手に息詰まる攻防を繰り広げるミステリー。

　「SPECサーガ完結篇 『SICK’S 恕乃抄』」の舞台は「内閣情報調査室」の中にあるスペックホルダー対策の特務事項専従係、通称「特務（トクム）」。御厨と高座が所属し、竜さん演じる野々村光次郎が係長を務める。スペックホルダーを巡る争いは日本をはじめとする国家間の争いや宗教団体、自衛隊まで巻き込む権力闘争に発展。スペックホルダーを支配しようとする思惑の狭間（はざま）で御厨と高座は、野々村とともに戦いを挑んでいくこととなる……というストーリー。18～21日深夜0時58分、22日深夜0時50分に放送される。

　「SPECサーガ完結篇」は3部作で、「SICK’S 恕乃抄」の続編となる「SICK’S 覇乃抄」は「Paravi」にて22日深夜1時半から配信スタート。