全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
女優の貫地谷しほりさんが、4月スタートの玉木宏さん主演連続ドラマ「スパイラル~町工場の奇跡~」(テレビ東京系)に出演し、ヒロインを演じることが18日、分かった。貫地谷さんが同局の連ドラに出演するのは初めて。戸塚純貴さん、福士誠治さん、野波麻帆さん、平泉成さん、眞島秀和さん、國村隼さんらの出演も発表された。
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貫地谷さんは、主人公・芝野健夫(玉木さん)が再生に奔走する町工場マジテックの社長の娘・藤村浅子、戸塚さんは浅子の弟の藤村望、福士さんは米国で最先端のロボット研究に取り組む久万田五郎、野波さんは難病の娘を抱えマジテックのサポートを受ける正木奈津美、眞島さんは芝野の元同僚で最大の敵となる村尾浩一、平泉さんは天才的な発明家であり、通称“博士”と呼ばれるマジテックの社長・藤村登喜男、國村さんは登喜男の右腕でマジテックの工場主任の桶本修を演じる。
前原滉さん、渡辺邦斗さん、水沢エレナさん、島丈明さん、遠山俊也さん、長谷川純さん、星田英利さん、小野武彦さんらも出演する。
ドラマは、同局のドラマ枠「ドラマ Biz」(月曜午後10時)の第5弾。原作は、累計260万部を超える真山仁さんのベストセラー「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」(講談社文庫)で、エリート銀行員から、経営難に陥った企業の再生を手掛ける企業再生家に転身した芝野が、倒産危機に陥った町工場を立て直していく軌跡を描く。4月15日から毎週月曜午後10時放送。
・貫地谷しほりさん
とても読み応えがあり、展開にドキドキして一気に引き込まれました。(テレビ東京で)単発の作品には出させていただきましたが、連続ドラマは初めてで、近年たくさんの面白いドラマを送り出しているテレビ東京の作品に出られることを光栄に思います。浅子は、温かい人たちに囲まれて育ち、とても素直で明るい人だと思いました。私は下町で生まれ育ったので、ドラマの中の地域の連携や雰囲気はなんとなく分かるような気がします。弟役の戸塚さんともガッツリお芝居をさせていただくのは初めてですが既に家族として、しっくりきていますし、玉木さんはとてもドシっとしている方で、こっちの多少の揺れなどものともしない頼れる座長です。今回も安心して現場に入れる信頼感でいっぱいです。何が起きても負けない強さ、人間のたくましさ、正義とは何か、ぜひご覧ください!
・戸塚純貴さんのコメント
僕自身、経済についてあまり触れる機会が少なく、知識もあまりなかったのですが、魅力的な登場人物たちに引き込まれて一気に原作を読みました。今回お話をいただき、人間ドラマがすごく濃いという印象を受け、望としてのバックボーンや人生観とちゃんと向き合わないといけない、演じる上での大きな責任を感じました。望は、自分の行先に迷っていて、天才発明家である父へ葛藤を抱えながら生きてる人間ですが、父を尊敬していて父のような発明家になりたいと思ったこともあります。知らないことがたくさんあり、周りの状況や見ているもの関わる人間で人生がすぐに変わる、影響を受けやすい年齢でもあると思うので、今回はそういう若さや葛藤、迷いから成長していく姿と、台本から自分が感じたことを、皆さんに見ていただきたいです。一話見たら最終回まで見逃せなくなる内容が詰まっているので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらと思います。
・野波麻帆さんのコメント
テレビ東京さんの連続ドラマでは「新宿セブン」以来なのですが、同じプロデューサーさんでとても信頼しているので安心して作品に入れる喜びがあります。あふれる情熱とたくさんの愛に涙を拭いながら一気に入り込み、読ませていただきました。この世界に生きる一人として参加できることを光栄に思います。私自身、2児の母なので、難病を抱える娘の母親役はいろいろな思いが渦巻きます。その瞬間あふれる気持ちを大事に、娘役の宝辺花帆美ちゃんと心通わせながら親子の関係を作っていけたらと思います。玉木さんは15年以上前に映画で共演して以来、貫地谷さんも映画でご一緒して9年ぶりで、久しぶりに現場で会えることをとても楽しみにしています! 見てくださる方たちが明日を生きる力が湧いたり、大切な何かを思い出したり、心動く何かに出会えますように!
・眞島秀和さんのコメント
この作品は日本のモノ作りの基本的なところを支えている人たちの話なので、出演の話をいただいてうれしかったですし、演じるのが楽しみですね。玉木さんとは何年か前、1シーンだけ兄弟の役を演らせていただいたのですが、その時に凛々(りり)しくて真っすぐで強い男性というイメージを持ちました。だから、またご一緒できるのはもちろん、今回は敵対する役どころでもあるので、それも含めて楽しみです。既に村尾への愛着もあります。プロデューサーからは「村尾は悪い人です」と説明を受けたのですが、自分ではそんなに悪い人だとは思っていません。もともといた銀行でも忠実に業務をやっていた人ですし。立ち位置的には悪役ですけど、彼の人間臭い人物像をうまく演じることができれば……。それがドラマのアクセントになるよう自分の務めを果たしたいと思います。
・國村隼さんのコメント
この作品は、いわゆるハゲタカファンドと落ち目の町工場がどう渡り合っていけるのかという物語です。もともと私は機械が好きでエンジニアには子供の頃から憧れていました。ところが不思議なくらい、一度もエンジニアや技術者の役を演じる機会がなかったんです。そんなわけで、今作品の桶本役をとても楽しみにしています。今の日本は勝ち組負け組の二極化が進み、負けてしまうともう上がって来られない、そんな雰囲気もあるように思いますが、作品の舞台となっているような小さな町工場が、ある時自分たちが持っている“技術”で、まるでオセロゲームのように逆転していく。ぜひドラマの中から真実を探して、そんな痛快さを一緒に楽しんでいただきたいと思っています。
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