木村文乃:「大奥」の総額“億超え”衣装費に尻込み

スペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」の記者会見に登場した(左から)鈴木保奈美さん、木村文乃さん、小池栄子さん
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スペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」の記者会見に登場した(左から)鈴木保奈美さん、木村文乃さん、小池栄子さん

 女優の木村文乃さんが20日、東京・台場のフジテレビで開かれたスペシャルドラマ「大奥 最終章」(同局系)の記者会見に登場。同作の衣装費の総額は1億円を超えるスケールといい、木村さんは「私の衣装だけで、掛けが19ポーズ、全体で23ポーズを着させてもらいました。帯も掛けも全部新しく作ってくれたそうで、尻込みしてしまう気持ちもありました」と明かしていた。

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 会見には小池栄子さん、鈴木保奈美さんも登場。衣装について小池さんは「『衣装負けしないように芝居をしないと』と、引き締まる思いでした」と振り返り、鈴木さんは「着ているだけで筋トレしているようでした。一番ゴージャスな衣装を着させてもらい、袖を通しただけで偉くなったような気持ちになったので、芝居をする上でありがたかったです」と話していた。

 同作は、江戸時代の大奥を舞台にした女性たちの壮絶な人間模様を描く「大奥」シリーズの最終章。幕府財政の再建を目的とした「享保の改革」を行い「暴れん坊将軍」としても有名な徳川吉宗の時代が舞台で、徳川家の基盤を立て直した吉宗のことを陰ながら支え続けた久免(木村さん)の半生を描く。行き場のない怒り、涙、憎悪、ねたみ、愛といった女性たちが抱く感情や心情のすべてを盛り込んで描いてきた「大奥」シリーズの集大成として、キャスト、脚本、衣装、スケール感などシリーズ最高のクオリティーで描くという。

 「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」と題し、25日午後8時~同10時54分に放送。

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