安藤サクラ:広瀬すずに朝ドラバトンタッチ 「なつぞら」に「夫も出ているから電話して」とエール

朝ドラの“バトンタッチ”セレモニーに出席した安藤サクラさん(右)と広瀬すずさん
1 / 18
朝ドラの“バトンタッチ”セレモニーに出席した安藤サクラさん(右)と広瀬すずさん

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の“バトンタッチ”セレモニーが26日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれ、放送中の「まんぷく」のヒロイン・立花福子役の安藤サクラさんと、4月1日から放送される「なつぞら」のヒロイン・奥原なつ役の広瀬すずさんが出席。安藤さんは広瀬さんに向け「本当に健康に気をつけて頑張ってというのが一番の思い」と語り、「松下奈緒ちゃんからヒロインは、ヒロインにしか分からないと言われた。100人以上ヒロインの人がいるから、連絡してくれたら、頑張れぐらいは言えるよ。夫も『なつぞら』に出ているから、電話して」とエールを送っていた。

ウナギノボリ

 広瀬さんは、安藤さんについて「本当にお疲れ様でしたという気持ちでいっぱいです」とねぎらい、「まだ『まんぷく』を見ていたいけど、始まるんだなって実感しました」と語っていた。

 また、安藤さんは「ラーメンが(アニメ制作現場で)役立っていたというエピソードを聞いたので、『まんぷくヌードル』が出たら、うれしいかな。あわよくば、エキストラとして福ちゃんを。後ろ姿だけでも……」と関係者に懇願し、周囲を笑わせていた。

 セレモニーではゆかりのある物をプレゼントするのが恒例となっており、安藤さんは「まんぷく」で登場した「まんぷくヌードル」、広瀬さんは「なつぞら」の舞台となる北海道・十勝産のチーズを使用した「とろーりチーズパン」を交換し合った。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。30日に最終回を迎える。

 「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。奥原なつは1937年、東京生まれ。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

写真を見る全 18 枚

テレビ 最新記事