広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第4週「なつよ、女優になれ」を放送。4月23日の第20回では、ついに、演劇部顧問の倉田(柄本佑さん)が脚本を書き上げ、なつ(広瀬さん)、雪次郎(山田裕貴さん)らに台本を手渡す。なつが、祖父の泰樹(草刈正雄さん)を思い入部したことを知る倉田は、物語の重要な役をなつに与え、舞台の背景となる絵についても相談する。倉田のイメージが、雪月に飾ってあった絵画であることを知ったなつは、その作者に絵を依頼することを提案し、作者の家を訪ねることに……。
ウナギノボリ
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第3週「なつよ、これが青春だ」は、昭和30年初夏、なつは牧場を手伝いつつ、農業高校に通っていた。ある朝、母牛が産気づき、泰樹は出産の準備をするが、生まれた子牛は息絶えようとしていた。なつは思わぬ行動で子牛の命を救い、泰樹たちを感心させる。一方、柴田家では酪農の経営を巡り、泰樹と剛男がぶつかっており、なつは同級生の雪次郎に相談する。演劇部顧問の倉田を紹介されたなつは、倉田から意外なアドバイスを受け……という展開だった。
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