女優の早見あかりさんが22日、東京都内で行われた主演映画「女の機嫌の直し方」(有田駿介監督、6月15日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。2018年12月に一般男性と結婚した早見さんは、映画の内容にちなんで「夫婦仲がうまくいく秘訣(ひけつ)」を聞かれると、「結婚して半年ぐらいしかたっていないペーペーなのですが……」と恐縮しつつ、「この作品を見て勉強になったなと思ったのは、自分が求めるだけじゃなく、相手の意見も許容する思いやりが必要だな、と(いうこと)。怒ることがあっても、相手の気持ちも考えながら、優しい気持ちも片隅に置いておきながら、楽しく、ずっと長く一緒にいられたらいいなと思っています」と照れながら語った。
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舞台あいさつには平岡祐太さん、松井玲奈さん、佐伯大地さん、有田監督も出席。理想の夫婦像を聞かれた松井さんは両親の例を挙げ、「いつまでも腕組んだり、手をつないでお出かけしている夫婦像は背中がすてきだなと思いましたね」と語ると、早見さんは自身の夫婦関係について、「4年間お付き合いして、結婚して半年たたないんですけど、手をつながないし、腕も組まない……」と苦笑。すかさず隣の佐伯さんが「心はね、つながってる(はず)」とフォローすると、早見さんは「心は通じ合ってる」と同意し、「ありがとうございます」と笑いながら佐伯さんに感謝していた。
映画は実業家でエッセイストの黒川伊保子さんによる書籍が原案で、脚本協力をお笑い芸人の横澤夏子さんが担当している。3月には全3回で日本テレビで深夜ドラマ化もされた。
大学でAI研究をしている理系女子の真島愛(早見さん)は、「男女脳の違いによる女の機嫌の直し方」というテーマの卒論のデータ収集のため、結婚式場でアルバイトを始める。そこで愛は上司のウエディングプランナー、青柳誠司(平岡さん)とあるカップルの結婚式を担当することになるが、あちこちでトラブルが発生し……というストーリー。4月に行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で最優秀賞にあたる「おーきな観客賞」を受賞した。
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