山口智子:朝ドラは「人生のすべての始まり」 いまだ「成長できている実感」に喜び

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」に岸川亜矢美役で出演している山口智子さん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」に岸川亜矢美役で出演している山口智子さん

 女優の広瀬すずさんが主演するNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に、おでん屋「風車」の女将・岸川亜矢美役で出演している山口智子さん。山口さんといえば、今から約30年前に放送された1988年度後期の朝ドラ「純ちゃんの応援歌」のヒロインとして知られ、今回の「なつぞら」への参加も大きな話題となっている。「純ちゃんの応援歌」が「人生のすべての始まり」であり、また「なつぞら」の撮影を通じ、「成長させていただく場」として朝ドラと再会できた喜びを明かす山口さんに、その朝ドラへの思いを聞いた。

 ◇広瀬すず、岡田将生らにものすごい刺激 「共に成長させていただいている手応え」も

 約30年ぶりの朝ドラ帰還について、「びっくりしちゃいますね。でも本当に(撮影が行われる)NHKに帰ってくると、お母さんのおなかに帰ってきたかのような安心感がありますが、“ほっ”とする気持ちと同時に、 “ビシっ”と気合を入れなくてはという緊張感で身が引き締まります」と話す山口さん。

 伝説の劇場ムーランルージュ新宿座の人気ダンサーとして一世を風靡(ふうび)し、引退後は新宿の路地裏におでん屋「風車」を開き、女将として店を切り盛りする亜矢美は、なつ(広瀬さん)の兄・咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)の新しい家族であると同時に、なつにとっても、“東京での母”のような存在となっている。

 役柄的に岡田さんや広瀬さんとの共演シーンが多く、「エネルギーにあふれ、キラキラとまぶしいほどに輝いている若者たちに囲まれた撮影現場では、彼らが懸命に本気でぶつかってくる気迫を肌で感じることができて、ものすごい刺激をいただいています」と、何とも楽しそうな表情を見せる。

 そんな山口さんは、朝ドラの魅力の一つに、山口さん自身が若くして経験した「ヒロインの成長」を挙げると、「30年という時を経て、今回はヒロインを応援する役として参加させていただきますが、より良い作品を目指して、みんなで力を合わせ一つ一つシーンを重ねていくことで、一緒に階段を一歩一歩登っていくような、自分自身も共に成長させていただいている手応えがあります」と語っていた。

 ◇“純ちゃん”に出会ってなかったら… 「感謝してもし切れないくらい感謝」

 以上のように、朝ドラの撮影現場が「自分を成長させてくれる場」ということを再確認したという山口さんは、「シーンを重ねていくと、共演者の皆さんとの結束も日々強くなっていきます。皆さんのほれぼれするような素晴らしい才能と、未来に向けて努力を惜しまず突き進んでいく気迫を感じる現場です。まだまだ私も修業が足りないなと反省すると同時に、よし私も頑張るぞと、心の底から力が湧いてきます」と明かす。

 さらに朝ドラへの思いは尽きず、「“純ちゃん”に出会ってなかったら、普通にお見合いをして、結婚して、(実家の)旅館を継いで女将になっていたと思う」と振り返る山口さんは、「お陰さまで、朝ドラで出会った唐沢(寿明)さんとも結婚させていただいて、人生のすべての始まりの場であったと思います」としみじみ。「何も知らない素人から飛び込ませていただいたので、そんな素人を受け止めてくださった朝ドラの懐の大きさに、感謝してもし、切れないくらい感謝しています」とも語る。

 続けて「果たしてこの30年で、どれだけ自分が成長できたのか、まだまだ自信はないですが、少しでも皆さんのお役に立てるようなパワーを発することができたらうれしいです。今にして振り返ると、あの当時、本当に皆さんに応援していただいて助けられていたことを痛感します」と改めてかみしめつつ、「私もまだまだ成長過程の未熟者ですが、とにかくこの30年経験させていただいた人生の感動と、皆さんへの感謝の気持ちを込めて、初心に返ってチャレンジする気持ちで取り組んでおります」と最後まで謙虚な気持ちで語っていた。

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