俳優の唐沢寿明さんが6月29日、東京都内で行われた7月13日スタートの主演連続ドラマ「ボイス 110(イチイチゼロ)緊急指令室」(日本テレビ系、土曜午後10時)の会見に役衣装で登場。唐沢さんは撮影現場の雰囲気について聞かれると「そんなに明るくないですね。ちょっときつい内容なので、さすがの僕もふざけられない」と告白。撮影中に唐沢さんは誕生日を迎えたといい、「奥さんの死体を見るという、結構重いシーンをテストで一通りやって。それが終わった後に(スタッフから)『皆さん今日は唐沢寿明さんの誕生日でーす!』と言われて……」と振り返り、「泣いてるシーンなのに、『SNS用に写真を撮らせてください』と言われて」と苦笑いを浮かべていた。
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会見には、唐沢さん演じる敏腕刑事・樋口を兄貴と慕う石川を演じる人気グループ「NEWS」の増田貴久さんも出席。ドラマの見どころを聞かれた増田さんが「警察監修の方やアクション指導の方から、本物(の刑事)はどう動くのか、というのを(聞いて)体の中にたくさん入れているつもりなので……やっぱり僕の銃の持ち方ですかね」と冗談めかして回答すると、すかさず唐沢さんから「ちゃんとしゃべれねえのかよ! 30(歳)過ぎてるんだから!」と苦笑いでダメ出し。その後「石川が『なんでこういう感じでいるんだろうな』ということをしっかり考えながらやらせてもらっています」と増田さんがまじめにコメントをするも、唐沢さんから「さっきの方がよかったな」と笑いながら再びダメ出しされ、会場の笑いを誘っていた。会見には真木よう子さん、木村祐一さん、YOUさんも出席した。
ドラマは、犯罪被害者からの110番通報に迅速に対応すべく日夜戦い続ける警察の緊急指令室を舞台に、刑事とボイスプロファイラー(声紋分析官)の活躍を描く。唐沢さんは勘と行動力で突き進む“凄腕刑事”で、猟奇殺人犯に妻を殺され、犯人への復讐(ふくしゅう)に燃える樋口彰吾、真木さんは父を殺害された過去を持ち、緊急指令室の室長で、どんなかすかな音も聞き逃さないボイスプロファイラーの橘ひかりを演じる。
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