なつぞら:第99回視聴率21.2%で大台回復! なつは原画の簡略化に戸惑い… 

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第99回が7月24日に放送され、平均視聴率は21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前日放送の第98回19.6%(同)から回復し、20%の大台に乗せた。

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 第99回では、主役抜てきへのやっかみから、劇団員たちに呼び出されたと思った雪次郎(山田裕貴さん)だったが、実は新しい劇団の旗揚げの誘いだった。蘭子(鈴木杏樹さん)を裏切ることはできないと断る雪次郎。しかし、稽古(けいこ)中に蘭子の口からとある事実を告げられる。一方、新作「百獣の王子サム」の制作に携わるためにテレビ班に移ったなつ(広瀬さん)と茜(渡辺麻友さん)たち。映画とは違い、簡略化された原画の数々を目の当たりにし、戸惑いを隠せず……。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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