有村架純:岩手ロケで「土地の力に助けられました」 ドラマ「そして、生きる」の撮影振り返る

岩手県・盛岡市で開催されたトークショーに出席した有村架純さん(左)と月川翔監督
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岩手県・盛岡市で開催されたトークショーに出席した有村架純さん(左)と月川翔監督

 WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW そして、生きる」に出演する女優の有村架純さんが8月6日、岩手県盛岡市で開催されたWOWOWと岩手ケーブルテレビジョンのトークショーイベントに出席。岩手県内でロケをした今作について、有村さんは「本当に土地の力に助けられました。季節によって聞こえてくる音や匂い、感じるものが全然違う。そこにいることで開放できる気持ちって、やっぱりあって……」と撮影を振り返った。

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 有村さんは続けて「盛岡では清隆(坂口健太郎さん)と瞳子(有村さん)のデートのシーンをたくさん撮っていて、愛宕山の展望台とか、駅近くの開運橋とか、川沿いの道を自転車で走ったりとか、皆さんが見慣れている場所がたくさん出てくるので、そういったところを楽しんで見ていただけたらと思います」とドラマをアピールした。

 岩手の魅力について聞かれると、「とにかく人が温かいという印象が強いです」といい、「夜遅くの撮影になったり、ご迷惑をおかけしたこともあったと思うのですが、それでも文句を言わずに撮影に協力してくださったのがうれしかったです。一つの作品にこれだけたくさんの方が関わっていると思うので、主役をやらせていただくからには、そういう人たちの思いを全部背負っていかなければいけないし、それが当然だなと思っています」と語っていた。イベントには月川翔監督も登壇した。

 ドラマは、有村さん主演で2017年に放送されたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」などで知られる脚本家・岡田惠和さんによるオリジナルヒューマンラブストーリー。3歳の時に交通事故で両親を亡くし、岩手・盛岡で暮らす伯父に引き取られた生田瞳子は、天真らんまんに育ち、地元のアイドルとして活動するなど女優を志していた。19歳になった瞳子は東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。

 半年後、瞳子は宮城・気仙沼でのボランティア活動に参加。そこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆と出会う。瞳子は穏やかに整然と現場を仕切る清隆の笑顔に違和感を覚える。清隆は過酷な運命を背負っており……という展開。

 映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」の月川監督がメガホンをとり、全編6K収録を行い、4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)版も制作。毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送中。全6話。

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