来週のなつぞら:最終第26週「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」 1975年春、なつたちのアニメ制作は佳境を迎え…

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」第26週の一場面(C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」第26週の一場面(C)NHK

 広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、9月23日から最終第26週「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」に入る。優(増田光桜ちゃん)の入学式があった1975年春、なつ(広瀬さん)たちのアニメーション制作は佳境を迎えていた。「大草原の少女ソラ」は人気番組となったものの、放送ギリギリの制作が続き、麻子(貫地谷しほりさん)はテレビ局からの催促に頭を悩ませる……。

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 ある日、雨の中運ばれてきた動画がぬれてしまうトラブルに見舞われるが、坂場(中川大志さん)たちの意欲は衰えない。放送は無事終わり、なつは千遥(清原果耶さん)と北海道へやってきた。

 翌日、季節外れの台風が十勝を直撃。柴田家は停電に襲われ、電化された最新の牧場設備がストップしてしまい……。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……。

 第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」は、生き別れた妹・千遥が娘を連れてある日突然、なつのアニメ会社を訪ねて来る。28年ぶりに千遥と再会したなつは感極まるが、嫁ぎ先に生い立ちを秘密にしている千遥は、あいさつするとすぐに帰ろうとする。引き止めるなつに、千遥は神楽坂の小料理屋で働いていると明かし、お客としてなら来てもいいと言う。後日、咲太郎(岡田将生さん)、光子(比嘉愛未さん)、信哉(工藤阿須加さん)らと店へ……という展開だった。

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